金田久美子、史上最長ブランクVに王手 21歳で1勝目→33歳で2勝目へ「私も勝てるかな」
女子ゴルフの国内ツアー・樋口久子 三菱電機レディス第2日が29日に埼玉・武蔵丘GC(6650ヤード、パー72)で行われた。4位で出た金田久美子(スタンレー電気)が5バーディー、ボギーなしの通算9アンダーとし、2位に3打差の単独首位に立った。最終日を首位で迎えるのは、2013年6月のサントリーレディス以来で、勝てば2011月5月のフジサンケイレディス以来11年189日ぶりのツアー通算2勝目。1988年のツアー制度後、最長のブランク優勝となり、会見では「勝ちたいです。自分を信じてプレーしたい」などと話した。
樋口久子 三菱電機レディス第2日
女子ゴルフの国内ツアー・樋口久子 三菱電機レディス第2日が29日に埼玉・武蔵丘GC(6650ヤード、パー72)で行われた。4位で出た金田久美子(スタンレー電気)が5バーディー、ボギーなしの通算9アンダーとし、2位に3打差の単独首位に立った。最終日を首位で迎えるのは、2013年6月のサントリーレディス以来で、勝てば2011月5月のフジサンケイレディス以来11年189日ぶりのツアー通算2勝目。1988年のツアー制度後、最長のブランク優勝となり、会見では「勝ちたいです。自分を信じてプレーしたい」などと話した。
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最終18番パー5。金田は2.5メートルの上りスライスラインを読み切り、5つ目のバーディーを決めた。西日が金髪を照らし、金田の笑みも輝いた。
「いいゴルフができました。2番でラッキーなチップインバーディーが来て、流れができました。あとはマネジメントがはまりましたし、ショットも少し良くなってきました」
前週を終えて、メルセデス・ランキング(MR)70位。6月のアース・モンダミンカップでは、約8年ぶりの最終日最終組を経験し、9月以降も日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯、住友生命Vitalityレディス東海クラシック、NOBUTA GROUPマスターズGCレディースを第1日にトップ10発進をした。だが、第2日から順位を大きく落としてきた。それを克服し、4位から首位浮上。その理由は「ピンを狙わなかった」だった。
「それは、私自身も思っていたことでした。やっぱり、初日は様子見ながらプレーしていますが、今日もそんな感じでピンを狙わずにマネジメント重視でプレーしたことが良かったと思います」
そして、ショット復調の理由は「調整法の変更」だった。
「3日間大会だと火曜日にはコースに入りますが、今回は火曜日、水曜日と岐阜県のニューキャピタル(GC)で、自由に練習をしていました。特に前上がりのショットをやって、構えた時の気持ち悪さがなくなったことが大きかったです。ここでの練ランは、木曜日にハーフを回っただけです」