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大逆転負け目前、アストロズ代打の故意肘出しに米批判 死球ならず「球審が正しい」

米大リーグのワールドシリーズが28日(日本時間29日)、ヒューストンで開幕し、フィリーズが5点差をひっくり返し、アストロズに6-5で延長10回逆転勝ち。先勝した。ワールドシリーズで5点差逆転勝ちは20年ふり6度目。屈辱の黒星を喫したアストロズは試合終了直前の打者の行為が注目されている。内角に来た変化球が肘に当たり死球をアピールしたが、判定はボール。米メディアが公開した動画には判定を支持する声が寄せられた。

死球は認められず三ゴロに終わったアストロズのディアス【写真:Getty Images】
死球は認められず三ゴロに終わったアストロズのディアス【写真:Getty Images】

延長10回2死二、三塁、代打ディアスは肘に死球を受けるもボールの判定に

 米大リーグのワールドシリーズが28日(日本時間29日)、ヒューストンで開幕し、フィリーズが5点差をひっくり返し、アストロズに6-5で延長10回逆転勝ち。先勝した。ワールドシリーズで5点差逆転勝ちは20年ふり6度目。屈辱の黒星を喫したアストロズは試合終了直前の打者の行為が注目されている。内角に来た変化球が肘に当たり死球をアピールしたが、判定はボール。米メディアが公開した動画には判定を支持する声が寄せられた。

 勝利への執念が肘の動きに現れたか。1点を追う10回2死一、二塁。一打同点の場面に代打で登場したアストロズのディアスは、相手の暴投で二、三塁の好機となった3球目の内角変化球に反応。すっぽ抜けたスライダーだったが、避ける素振りはなく、むしろ左肘を押し出すように上体を前傾させた。肘当てに当たり、一塁へ歩き出したが、球審は故意に肘を出したと判断し、ボールの判定。打席に戻されたディアスは納得のいかない表情だった。

 結局、カウント1-3からの5球目を打って三ゴロで終戦。米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のMLB専門ツイッターは「アレドミス・ディアスに球が当たったが、審判が彼が球に当たりに行ったと判断し、死球とせず。ディアスはこの後に最後の打者となった」と紹介し、動画も投稿した。

 映像を目の当たりにした米ファンの声は判定を支持する声が大半を占めた。返信欄には「球審が正しい」「良い判定」「明らかだね」「このチームはいつもズルをする」「ストライクになるべき」「アストロズがまたやった」「凄く寄っている」「打率.071だったからな」などの声が寄せられていた。

(THE ANSWER編集部)

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