紀平梨花、復活の舞台裏でオーサー氏の微笑ましい献身が話題「羽生くん居なくても…」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦スケートカナダは28日、ミシソーガで開幕し、女子ショートプログラム(SP)で右足首の疲労骨折からの復活を目指す紀平梨花(トヨタ自動車)は59.27点で8位となった。3シーズンぶりのGPシリーズ復帰を果たした舞台裏で、昨シーズンから師事し、競技会では初タッグとなったブライアン・オーサーコーチの献身ぶりが反響を呼んでいる。
GPシリーズに3シーズンぶり復帰、SPは59.27点で8位発進となった紀平
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フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦スケートカナダは28日、ミシソーガで開幕し、女子ショートプログラム(SP)で右足首の疲労骨折からの復活を目指す紀平梨花(トヨタ自動車)は59.27点で8位となった。3シーズンぶりのGPシリーズ復帰を果たした舞台裏で、昨シーズンから師事し、競技会では初タッグとなったブライアン・オーサーコーチの献身ぶりが反響を呼んでいる。
得点は59.27点にとどまったものの、まずは無事にSPを滑り終えた紀平。怪我により昨シーズンを全休した20歳のGPシリーズ復帰を祝すかのように、ファンから多くのプレゼントも贈られた。
海外フィギュアスケート専門メディア「ゴールデンスケート」公式ツイッターは「競技の後の振り返りで、リカ・キヒラとブライアン・オーサー氏の『あぁ、久しぶりだね!』という会話が聞こえました」とレポート。そして、昨シーズンから師事し、競技会では初めてそろった姿を見せることになった紀平とオーサー氏の様子を2枚の写真付きで紹介した。
そこではバッグや花を持った紀平の隣で、オーサー氏が胸から腹にかけていっぱいのぬいぐるみを抱き抱え、歩く舞台裏の様子が紹介されている。オーサー氏といえば、羽生結弦のコーチとしても大量に投げ込まれたくまのプーさんのぬいぐるみを抱えることもよくあった。
これには海外ファンからは続々と反応が寄せられた。
「キャー。ブライアンとぬいぐるみたち」
「ぬいぐるみを持つブライアン(笑)」
「私が求めていた画像よ」
「ぬいぐるみ係のオーサーは愉快だ」
などと喝采が上がり、日本人からも「羽生くんが居なくてもぬいぐるみご担当されるんですね 優しいなぁ」「このお写真 オーサー見て初めて泣いたよね」「梨花ちゃんの事よろしくお願いします」などの声が上がった。
オーサー氏は羽生をはじめ、数々の名スケーターを育てたフィギュア界の名伯楽。高い指導力はもちろん、こうした何気ない献身的なスタンスも選手の心を掴む一つの要因なのかもしれない。