先週F1の「とんでもない最終周」に海外熱狂 熾烈デッドヒートに「劇的だ!」の声
自動車レースのF1第19戦アメリカGPは23日(日本時間24日)に決勝が行われた。今季限りでの引退を発表しているセバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)は7位でポイント奪取。ケビン・マグヌッセン(ハース)と激闘を繰り広げ、見事にオーバーテイクした最終周にF1が脚光を浴びせると、海外ファンを「劇的だ」「引退しないでくれ」と熱狂させている。
アメリカGPの最終ラップでドラマ
自動車レースのF1第19戦アメリカGPは23日(日本時間24日)に決勝が行われた。今季限りでの引退を発表しているセバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)は7位でポイント奪取。ケビン・マグヌッセン(ハース)と激闘を繰り広げ、見事にオーバーテイクした最終周にF1が脚光を浴びせると、海外ファンを「劇的だ」「引退しないでくれ」と熱狂させている。
猛追した。一時首位を走るもピットストップでタイムロスし大きく後退。しかし諦めずにひとつずつ順位を上げ、9番手で迎えた最終周だ。目の前にマグヌッセンを捉えるとエンジン全開でデッドヒートを繰り広げた。ベッテルがストレートで横に並ぶも、マグヌッセンも簡単には抜かせない。その後のコーナーでも熾烈な駆け引きを繰り返すと、最後はベッテルがインを突いてオーバーテイクした。
ゴール直後にはベッテルも無線で「アドレナリン全開だったよ」と振り返った激闘。実際の映像をF1公式ツイッターが公開。文面に「この男は2022年で引退する。セブのとんでもない最終周」と驚きを記すと、海外ファンからは「劇的だ」「2人とも素晴らしいファイトだった」「ベッテルは真のレジェンドだ」「引退しないでくれ」「これぞベッテル」「完璧だ!」とコメントが寄せられていた。
8番手でゴールしたベッテルだが、レース後フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)のペナルティで7位に繰り上がった。優勝は、すでに年間総合優勝を決めているマックス・フェルスタッペン(レッドブル)。今季13勝目をマークした。
(THE ANSWER編集部)