大谷翔平、契約合意でも止まないトレード論 米メディア「レ軍は獲得すべき」「メッツは…」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は今季終了前、エンゼルスと年俸3000万ドル(約43億4000万円)の1年契約を結んだ。トレードの可能性も噂される中で、権利を有していた年俸調停を回避。今季も投打に躍動した二刀流だが、契約合意となっても海外メディアからはレンジャーズ、メッツなど他球団の獲得の動きが伝えられている。
エンゼルスと今季終了前に1年契約合意も
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は今季終了前、エンゼルスと年俸3000万ドル(約43億4000万円)の1年契約を結んだ。トレードの可能性も噂される中で、権利を有していた年俸調停を回避。今季も投打に躍動した二刀流だが、契約合意となっても海外メディアからはレンジャーズ、メッツなど他球団の獲得の動きが伝えられている。
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23年シーズン終了後にフリーエージェントとなる大谷。今季は8月のトレード期限までにも米国で移籍が噂されていたが、エンゼルスと1年契約で合意。年俸550万ドル(約7億9600万円)から大幅昇給となった。
しかし、近年ポストシーズン進出も果たせていないエンゼルスが球団売却に動いていることなどから、大谷の動向にまだ米メディアは注目しているようだ。まず米ニューヨーク州地元局「スポーツネット・ニューヨーク」は日本時間25日、「メッツはトレードでのショウヘイ・オオタニ獲得を追い求めるべきか? そして何を犠牲にするのか?」との見出しで新たに記事を掲載した。
これまでにもメッツが大谷に興味を持っていることを伝えていた同メディアは「メッツにはローテーションを守れるエース、そしてゲームチェンジャーとしての打者をトレードで加えるオプションがあるだろう。もちろんその名はショウヘイ・オオタニだ」と伝えた。
今季投手で15勝、野手で34本塁打を放った大谷について「彼は集客力の高い選手なので、グラウンド以外の影響も考慮しないといけない。チケットやグッズの売り上げ、話題性。それら全てが素晴らしいボーナスになるだろう」と、実力以外の話題性や集客力にも注目。獲得に大きなメリットを感じている様子だった。
さらに同日、米テキサス州地元紙「ダラス・モーニングニュース」は「レンジャーズはショウヘイ・オオタニをトレードで獲得すべきだ」と直球で提言。実現の可能性については「レンジャーズが昨オフにコーリー・シーガーとマーカス・セミエンを獲得すると誰が思った?」と、予想できないことも起こりえると指摘した。
(THE ANSWER編集部)