大谷翔平、216勝投手も「良い男」と称賛した全米注目のシーン「セイバーじゃ測れない」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は今季も二刀流で活躍。MLB通算216勝のレジェンド投手カート・シリング氏は、米ポッドキャスト番組で大谷を絶賛していたが、野球の能力以外の魅力にも注目。今年のオールスターゲームの開始数分での出来事も話題に挙がり「セイバーメトリクスじゃ測れないよ」などと言及している。
番組司会者も「そういう性格は教えられてできるものではない」と評価
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は今季も二刀流で活躍。MLB通算216勝のレジェンド投手カート・シリング氏は、米ポッドキャスト番組で大谷を絶賛していたが、野球の能力以外の魅力にも注目。今年のオールスターゲームの開始数分での出来事も話題に挙がり「セイバーメトリクスじゃ測れないよ」などと言及している。
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投打だけじゃない。現役時代、最多勝と最多奪三振にそれぞれ2度輝いたシリング氏はビジネスから時事問題、政治、スポーツまで幅広いトピックを扱う米ポッドキャスト番組「PBDポッドキャスト」に登場。大谷とアーロン・ジャッジ(ヤンキース)を比較し、大谷を称賛していたが、性格面にまで触れていた。
参加者のトム・エルズワース氏が「オオタニは外から見ていると、くだけた感じのした良い男ですよね」と発言すると、「そうだ。本当に良い男」とシリング氏は同調。話はさらに、今季の球宴で大谷が初回に安打で出塁した後、相手先発のクレイトン・カーショーに牽制で刺された場面に及んだ。
全米で話題になったワンシーン。自身がその時の大谷だとしたら「私ならベンチで暴れます」と、話したエルズワース氏。「だけど実際にはクスッと笑っていただけ。良い男ですよね」と評価した。さらに番組ホストのパトリック・ベトデイビット氏が「そういう性格は教えられてできるものではありません」と話すとシリング氏は「セイバーじゃ測れないよ」と返し、さらにこう続けている。
「セイバーメトリクスがどんなものも評価するようになったのを見てきたよね。野球をやったことがない高学歴の人間たちがそれを測っている。彼らは化学反応を測ることはできないんだ」
野球はデータ分析の面でも進化しており、セイバーメトリクスのような細かい指標でも選手を評価するようになっているが、シリング氏は性格面のような数字に表れない魅力にも注目していた。
(THE ANSWER編集部)