打率.156ジャッジの大不振 辛口NYメディアが掌返し「今季の興隆がブーイングに変化」
米大リーグ・ヤンキースは22日(日本時間23日)、本拠地アストロズとのア・リーグ優勝決定シリーズ第3戦に0-5で敗れ、対戦成績は0勝3敗となった。主砲アーロン・ジャッジ外野手は2回に痛恨の失策に絡んだほか、4打数無安打2三振。ア・リーグMVPに猛プッシュしていたNYメディアもポストシーズンの不振に「ジャッジが10月の悪夢に」と掌返しを取った。
0勝3敗ヤンキース、ジャッジがブレーキに
米大リーグ・ヤンキースは22日(日本時間23日)、本拠地アストロズとのア・リーグ優勝決定シリーズ第3戦に0-5で敗れ、対戦成績は0勝3敗となった。主砲アーロン・ジャッジ外野手は2回に痛恨の失策に絡んだほか、4打数無安打2三振。ア・リーグMVPに猛プッシュしていたNYメディアもポストシーズンの不振に「ジャッジが10月の悪夢に」と掌返しを取った。
ジャッジがヤンキースファンから大ブーイングを浴びた。6回にこの日2度目の三振。辛口なNYメディアは、主砲の不振に厳しい視線を注いでいる。地元紙「ニューヨーク・ポスト」は「アーロン・ジャッジの夢のシーズンが10月の悪夢に」と痛烈な見出しを打って報道。「レギュラーシーズンの興隆はポストシーズンのブーイングに変化した」と苦境を報じた。
2回の守備では、右中間のフライで失策に絡んでしまった。直後に2ランを許し、「ジャッジはハリソン・ベイダーとの守備で、コミュニケーション不足でアストロズに2点をギフトした」と指摘。8回得点機の凡退にも触れている。
今季のジャッジはア・リーグ最多記録の62本塁打。二刀流の躍動を見せたエンゼルスの大谷翔平投手とのMVP争いにおいて、同紙はジャッジ派の姿勢を鮮明にしていた。しかし、今回は批判的に伝えている。
「ジャッジに必要な高みは62本塁打を放ち、重要なヒットで貢献を続けた6か月間のMVPレベルの選手だったことを再現することだ。だが、このジャッジはポストシーズンで活躍していない。クリーブランド相手に2本塁打を放ったとしてもだ」
ジャッジは今年のポストシーズンで32打数5安打、2本塁打、3打点、14三振。打率は.156と大ブレーキになっている。アストロズとの3連戦は1安打だった。
(THE ANSWER編集部)