17歳マリニン、また4回転アクセル成功に五輪女王も衝撃「凄い!あまりに素晴らしい」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦スケートアメリカが22日(日本時間23日)、米マサチューセッツ州ノーウッドで行われ、男子フリーでは17歳イリア・マリニン(米国)が4回転アクセルに成功した。86.08点のショートプログラム4位だったが、フリーは194.29点で計280.37。暫定トップに浮上した。米記者や五輪選手も「凄い!あまりに素晴らしい」と反応した。
フィギュアスケート・スケートアメリカ
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦スケートアメリカが22日(日本時間23日)、米マサチューセッツ州ノーウッドで行われ、男子フリーでは17歳イリア・マリニン(米国)が4回転アクセルに成功した。86.08点のショートプログラム4位だったが、フリーは194.29点で計280.37。暫定トップに浮上した。米記者や五輪選手も「凄い!あまりに素晴らしい」と反応した。
マリニンがまたも決めた。冒頭の4回転アクセル。勢いよく前向きに踏み切ると、片足で着氷した。観客から「アウッ!」と叫び声。大きな歓声と拍手を浴びた。ルッツ2本、トウループ、サルコーも跳び、4回転を4種5本も着氷。ファンを沸かせてみせた。
現地にいる海外記者たちは動画を公開するなど、ツイッターで反応。米名物記者のジャッキー・ウォン氏は「4回転アクセルを成功させると、みんなが30秒間拍手を続けていた」と早速描写した。92年アルベールビル五輪女子シングルの金メダリスト、クリスティー・ヤマグチ氏は「凄い、イリア・マリニン! 見ていてとても楽しかった。あまりに素晴らしく、アメージング」と称賛した。
14年ソチ五輪女子シングル米国代表のポリーナ・エドモンズ氏は、「4Aを生で見てしまった。信じられない」と衝撃をつづった。マリニンは2022年の世界ジュニア選手権を制し、9月にもUSインターナショナルで4回転アクセル着氷に成功。国際スケート連盟公認大会で世界初となる4回転アクセル着氷だった。
(THE ANSWER編集部)