ダルビッシュ、米メディア称賛の「邪悪な」スライダーに米ファン衝撃「常軌を逸してる」
18日(日本時間19日)に行われた米大リーグのナ・リーグ優勝決定シリーズ第1戦の本拠地フィリーズ戦に先発したパドレスのダルビッシュ有投手。2本の本塁打を被弾し、味方の援護がなく黒星がついたが、その評価は決して低くない。米投球分析家はダルビッシュの投球動画を公開。驚異的な変化を見せた1球を米メディアも取り上げ、称賛している。
ナ・リーグ優勝決定シリーズ第1戦に登板
18日(日本時間19日)に行われた米大リーグのナ・リーグ優勝決定シリーズ第1戦の本拠地フィリーズ戦に先発したパドレスのダルビッシュ有投手。2本の本塁打を被弾し、味方の援護がなく黒星がついたが、その評価は決して低くない。米投球分析家はダルビッシュの投球動画を公開。驚異的な変化を見せた1球を米メディアも取り上げ、称賛している。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)
えげつない曲がり方だ。2回先頭打者だった5番カステヤノスに0-2から投じた3球目は真ん中から外に大きく逃げていくような82マイル(約132キロ)のスライダー。カステヤノスは完全に体勢を崩し、バットは空を切って三振となった。
「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる米投球分析家ロブ・フリードマン氏は自身のツイッターで本塁側から撮られた動画を公開。「ユウ・ダルビッシュ、邪悪な82マイルのスライダーの動き(本塁角度から)」と文言を添えた。米ファンからは「打者の幸運を祈るよ」「常軌を逸してる」「ダルビッシュは凄いな」「ヤバすぎ」「これはアメージングだ」「エグい」「自分だったら100回中1回も打てない」と驚きを隠せないようなコメントを寄せている。
この1球については米紙「USAトゥデー」のスポーツとエンタメ専門サイト「フォー・ザ・ウィン」もフリードマン氏の動画をもとに「ユウ・ダルビッシュのとんでもない82マイルのスライダーをこの角度から見ると、打つのがどれだけ難しいか分かる」との見出しで報じた。
「ユウ・ダルビッシュはカイル・シュワーバーに特大弾を許すなど敗戦したが、クールでエグい投球もしていた」としたうえで「7回3安打だったダルビッシュの光った投球の一つは、ニック・カステヤノス外野手がノーチャンスだった82マイルのスライダーだ」と称賛した。敗れたとはいえ、強力フィリーズ打線から7奪三振の内容は高く評価されている。
(THE ANSWER編集部)