英競馬で発生した衝撃の大斜行 英紙が伝えた「大惨事」に反響「正気じゃない」
英国・ケンプトンパーク競馬場で19日に行われたレースで、衝撃の“事件”が発生した。スタート直後、大きく斜行した馬が人気馬を妨害。人気馬はゴール前の猛追及ばず敗れたが、先着を許した斜行馬との着順が入れ替わらなかったために大騒動に。英メディアは「大惨事」と報じ、競馬ファンからも「正気じゃない」「めちゃくちゃだ」といった声が上がっている。
英ケンプトンパーク競馬場で発生した“事件”
英国・ケンプトンパーク競馬場で19日に行われたレースで、衝撃の“事件”が発生した。スタート直後、大きく斜行した馬が人気馬を妨害。人気馬はゴール前の猛追及ばず敗れたが、先着を許した斜行馬との着順が入れ替わらなかったために大騒動に。英メディアは「大惨事」と報じ、競馬ファンからも「正気じゃない」「めちゃくちゃだ」といった声が上がっている。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)
問題となったレースは19日にケンプトンパーク競馬場で行われた最終レースの「THE RACING TV HANDICAP STAKES」(AW1200メートル)。ゲートが開いた直後、エイドリアン・キーリー騎手騎乗の6番枠ベイプが大きく外に斜行し、4頭の進路を大きく塞ぐ形となった。幸い、1頭の落馬もなくレースは最後の直線に。ベイプは一旦先頭に立って押し切るかに見えたが、最後は1番枠から出たザプリンスズポエットに差し切られて2位入線となった。
やりきれないのは、スタート直後に進路を塞がれて大きな不利を受けた1番人気のゴールドメダル。最後の直線、外から猛然と追い込んでまとめて差し切る勢いだったが、わずかに及ばず3位入線となった。
英競馬番組「レーシングTV」公式ツイッターは実際のレース映像を公開。スタート直後のベイプの外斜行や3頭による最後の直線の攻防などがとらえられている。英紙「デイリー・ミラー」も「明らかにスタートに影響する『大惨事』が起こったにもかかわらず、ザプリンスズポエットの勝利になったことに、ケンプトンで賭けた人々は激怒していた」と伝えた。
さらに「ゴールドメダルに賭けていた人々には怒る権利がある。6ハロンのレースでベイプに邪魔された。見習い騎手のエイドリアン・キーリーが乗ったベイプはゲートを出ると左へ。4頭にぶつかり走りを妨げた」と詳細をリポート。「フィンリー・マーシュが乗ったゴールドメダルはダメージから上手く回復したものの、わずかに及ばず3位でフィニッシュ。しかし、彼がスタートで潰されていなければ、疑いなく勝利を手にするところまで迫っていただろう」と結果が変わった可能性にも言及している。
競馬ファンもこの結果に反応。「レーシングTV」公式ツイッターには「正気じゃない」「ドッグレースみたいだ」「Wow!」「衝撃的だ」「めちゃくちゃだよ」「『不運』じゃ済まされないな」といったコメントが寄せられている。
(THE ANSWER編集部)