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復調イ・ボミ、俳優の夫が「横にいるだけで安心」 応援受け1年6か月ぶりトップ10発進

女子ゴルフの国内ツアー・NOBUTA GROUPマスターズGCレディースが20日、兵庫・マスターズGC(6585ヤード、パー72)で開幕した。ツアー通算21勝でホステスプロのイ・ボミ(延田グループ)は、5バーディー、1ボギーの68で4アンダーとし、首位に3打差の8位につけた。前週の富士通レディースでは9位に入り、約2年ぶりのトップ10入り。好調を維持して、今週は約1年6か月ぶりのトップ10発進となった。首位には、65の7アンダーで回った原英莉花(NIPPON EXPRESSホールディングス)と河本結(RICOH)が並んでいる。

NOBUTA GROUPマスターズGCレディース、4アンダーで首位に3打差の8位につけたイ・ボミ【写真:Getty Images】
NOBUTA GROUPマスターズGCレディース、4アンダーで首位に3打差の8位につけたイ・ボミ【写真:Getty Images】

NOBUTA GROUPマスターズGCレディース初日

 女子ゴルフの国内ツアー・NOBUTA GROUPマスターズGCレディースが20日、兵庫・マスターズGC(6585ヤード、パー72)で開幕した。ツアー通算21勝でホステスプロのイ・ボミ(延田グループ)は、5バーディー、1ボギーの68で4アンダーとし、首位に3打差の8位につけた。前週の富士通レディースでは9位に入り、約2年ぶりのトップ10入り。好調を維持して、今週は約1年6か月ぶりのトップ10発進となった。首位には、65の7アンダーで回った原英莉花(NIPPON EXPRESSホールディングス)と河本結(RICOH)が並んでいる。

 2021年4月のフジサンケイレディスクラシック初日以来、約1年6か月ぶりのトップ10発進。ボミは、少し疲れた表情で会見の席に座った。

「すごく1打1打、頑張ったので疲れました。ティーショットがほぼフェアウェーにいったので、ボギーが少なくて良かったです」

 大会を主催する延田グループと長年、所属契約を結んでおり、2020年8月に亡くなった延田久弐生(くにお)会長は「日本の父」のような存在だった。延田会長の存命中から、ボミは「優勝で恩返し」を目指していたが、19年の2位が最高。シード権を失っている今季は、主催者推薦での出場となったが「1年の中で一番大事な大会」と位置付けている。

 好発進を受けた会見でも「ホステスのプレッシャーはあります」と話した。しかし、今大会は「今季、日本で最後の試合」と決めており、「『もっと、楽しまないとな』と思いました」と感情を表現した。

 そんなボミには、この日も大勢のギャラリーがついた。その中には、2019年12月にボミと結婚した夫の韓国人俳優イ・ワンの姿もあった。

「昨日から来てくれています。3週間ぶりに会ったので、お互いがちょっとぎこちなかったです。でも、今日は久しぶりにいいプレーを見せられて良かったです」

 前夜もお互いが疲れた状態で、夜9時前に夫、その30分後にボミが就寝。それでもボミは「横にいてくれるだけで安心します。なので明日も、精いっぱい頑張って、アンダーパーで回りたいです」と話した。一緒に18ホールを歩いてくれるファンと夫が心の安定剤。2日目以降もバーディーを重ね、スマイルの数を増やすつもりだ。

(THE ANSWER編集部)

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