福島千里、2年ぶりの復活Vにも天然炸裂 「解放感もあるけど、達成感はほどほどです」
「山縣さんのレースを見て、優勝したいなという気持ちが…」
環境を変えるべく、山縣亮太と同じセイコーに加入。前日に男子100メートル決勝を制した山縣の姿に刺激を受けた。
「山縣さんのレースを見て、明日優勝したいなという気持ちが込み上げると同時に昨日のレースの出来は自分が知っていて、あらゆる順位にこだわらずやることを一つ一つ、気持ちを一つ一つ整理して臨んだ結果が、このレースの内容だったり順位となって現れたと思います」
自身は前日の100メートル決勝は2位に終わったが、逆にそこで気持ちの整理をつけることができたのだという。
「辛い練習が終わっても何故か元気、それだけ解放感もあるけど達成感はほどほどです。次のアジア大会に向けてはやる事が決まっている。準備するには早いほうがいいと思うので、しっかり前を向いてやっていきたいです」と力を込めた。29歳にして新境地を切り開いた女王が、再び世界のひのき舞台に上がる。
(THE ANSWER編集部)