ナ・リーグ優勝決定シリーズ第1戦

　米大リーグのナ・リーグ優勝決定シリーズ第1戦が18日（日本時間19日）に行われ、パドレスのダルビッシュ有投手が本拠地フィリーズ戦に先発。大一番の先陣を切る形となったが、2回のマウンドではユニフォームの右ひざ付近に出血が見られ、日米に衝撃を与えている。

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　先に4勝すればワールドシリーズ出場が決まる大事なシリーズの初戦の先発を任されたダルビッシュ。1回は2死三塁のピンチを味方の好守で救われて事なきを得たが、2回のマウンドに上がった際、右ひざ付近に異変が。ユニフォームを血で染めながら投球を続けた。

　米スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」は「2回にユウ・ダルビッシュの右脚の生地に血が染み出しはじめた。パドレスの投手はモーション中に左足のスパイクで切った可能性もある」と報道。米記者もすぐにツイッター上で反応し、米カリフォルニア州地元局「KSWB-TV」のアナウンサーのジュリアン・デル・ガウディオ氏も「ユウ・ダルビッシュが出血してる……？」。MLB専門局「MLBネットワーク」の番組「ビッグ・イニング」などに出演するキース・イリザリー氏も「oh……ユウ・ダルビッシュの膝から出血」と投稿した。

　米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のMLB専門ツイッターも「ユウ・ダルビッシュがユニホームに血をつけながらピッチング」と投稿し、米ファンからは「痛い！」「靴で切ったのかな」と反響が寄せられている。

　日本ファンからも「大丈夫かな」「何があった？」「自分のスパイクで膝を擦ってしまうなんて！」「出血してるのに頑張ってる」と心配の声が。ダルビッシュは4回にハーパーに一発を浴び、6回にも被弾。7回を投げ切り、2失点を喫している。