「日本での優勝は誇り」 ZOZOで4年ぶり復活Vブラッドリーが涙「最上級の大会だから」
米男子プロゴルフ(PGA)ツアー・ZOZOチャンピオンシップ最終日が16日、アコーディアG習志野CC(7079ヤード、パー70)で行われ、1打差の2位で出たキーガン・ブラッドリー(米国)が1498日ぶりの復活優勝を遂げた。4バーディー、2ボギーの68で回り、通算15アンダーで逆転。2018年以来4年ぶりのツアー通算5勝目に「日本での優勝は誇り。ファーストクラスの大会だから」と涙ながらに語った。
ZOZOチャンピオンシップ最終日
米男子プロゴルフ(PGA)ツアー・ZOZOチャンピオンシップ最終日が16日、アコーディアG習志野CC(7079ヤード、パー70)で行われ、1打差の2位で出たキーガン・ブラッドリー(米国)が1498日ぶりの復活優勝を遂げた。4バーディー、2ボギーの68で回り、通算15アンダーで逆転。2018年以来4年ぶりのツアー通算5勝目に「日本での優勝は誇り。ファーストクラスの大会だから」と涙ながらに語った。
ウィニングパットを決めた瞬間、天に向かって両拳を突き上げた。キャディーとすぐにハグ。目を潤ませながら同伴競技者と健闘を称え合った。インタビューでは涙ながらに語った。
「感情を抑えようとしていたんだけどね。本当に感謝したいのは妻に対してです。家族にはいろんな犠牲を払わせてしまった。あとコーチにも。みんなのことが大好きだ」
インタビュー動画をPGAツアー公式SNSが公開。ブラッドリーは25歳で海外メジャー・全米プロ選手権を制するなど、若くして活躍した。しかし、最後の優勝は4年前。PGAツアーによると、1489日ぶりの優勝だったという。この日は14、16番でボギーをたたきながら17番でバーディー。踏みとどまった心境を明かした。
「えっとね。聞いてくれよ。練習をたくさんやってきたんだ。簡単なことじゃないことを知っていたし、16番の2つのパットは大きかった。簡単じゃない。だから、準備をして臨んだ17番のバーディーは人生最高のホール。特別なものだった。最終組でプレーした時、ここでタイガーが勝ったのを見ていた。日本のZOZOで優勝できたこと、誇りに思う。ありがとう。ファーストクラス(最上級)の大会だから。アメージングなゴルフコースなんだ」
日本のギャラリーから大きな拍手を浴びた36歳。「オフシーズンにたくさん練習してきた。大会で勝ちたいんだ! ライダーカップでプレーしたいんだ。そういう会話をしたい。良いスタートだったと思う」。目には光るものがあった。
(THE ANSWER編集部)