ZOZO参戦の元欧州賞金王、日本の少年ファンのゴルフ愛に感激「僕たちは友達なんだ」
米男子プロゴルフ(PGA)ツアー・ZOZOチャンピオンシップが13日からアコーディアG習志野CC(7079ヤード、パー70)で行われ、出場中の2017年欧州ツアー賞金王トミー・フリートウッド(英国)と日本の少年ファンが交流を深めた。スイングチェックやラウンド中にグータッチも。同選手が「ゴルフを愛していることは明らか」と語る様子をPGAツアーが動画で紹介した。
ZOZOチャンピオンシップ
米男子プロゴルフ(PGA)ツアー・ZOZOチャンピオンシップが13日からアコーディアG習志野CC(7079ヤード、パー70)で行われ、出場中の2017年欧州ツアー賞金王トミー・フリートウッド(英国)と日本の少年ファンが交流を深めた。スイングチェックやラウンド中にグータッチも。同選手が「ゴルフを愛していることは明らか」と語る様子をPGAツアーが動画で紹介した。
日本でPGAツアーが開催された意味がここにある。フリートウッドの隣に立っているのは、英プレミアリーグ・エバートンのユニホームを着た日本の少年ファン。綺麗なスイングを披露すると、フリートウッドは「フィニッシュが良いね」と褒めながら笑った。「2019年大会で彼は一日中最高のサポーターのように僕についてきてくれた」。感激した様子で説明すると、少年の肩に手を置きながら明かす。
「それ以来、僕たちは友達なんだ」「話すことも楽しいし、彼のクラブについて教えてあげたりもしている」「テーラーメイドが彼にクラブを送って、そのクラブでスイングしているらしいね」「素晴らしいことだね。彼の両親も良い人で、ゴルフを愛していることは明らかだ」
PGAツアーは粋な交流をした動画をインスタグラムに公開。「リョウタに会った。フリートウッドの一番のファン」とつづった。動画内にはフリートウッドがロープ外で見守る少年とグータッチを交わしたシーンも。プレー中に受けた熱視線をしっかり把握していたようだ。「それに彼はエバートンのユニホームを着ているし、クールボーイだ」と自身の好きなクラブのユニホーム姿であることに喜んでいるようだ。
この2人は昨年大会でも交流。当時、フリートウッドがインスタグラムで少年と一緒に撮った写真と、本人からもらった英文の手紙を紹介していた。手紙には「トミーのスイングが大好きで、毎日トミーの動画を見ながら練習しています。是非、プロゴルファーになりたいです」などと記されていた。
ファンと特別な関係を深めたフリートウッドは、15日の第3日を終えてイーブンパーの55位。最終日も雄姿を届けてくれるだろう。
(THE ANSWER編集部)