錦織、際立つ勝負強さ 注目浴びる「ディサイディングセット」の高勝率
男子テニスのアルゼンチン・オープンで決勝進出を果たした世界ランク5位の錦織圭(日清食品)。準決勝では同77位のカルロス・ベルロク(アルゼンチン)に4-6、6-4、6-3とフルセットの末に勝利した。決勝では、今季初優勝をかけて同66位のアレクサンドル・ドルゴポロフ(ウクライナ)と対戦する。
歴代トップの勝率に「感銘的」
男子テニスのアルゼンチン・オープンで決勝進出を果たした世界ランク5位の錦織圭(日清食品)。準決勝では同77位のカルロス・ベルロク(アルゼンチン)に4-6、6-4、6-3とフルセットの末に勝利した。決勝では、今季初優勝をかけて同66位のアレクサンドル・ドルゴポロフ(ウクライナ)と対戦する。
そんな日本人について、ATP公式サイトでは、第3セットや第5セットなど勝敗が決まるセットでの勝率の高さに着目。フルセットになった際の勝負強さにスポットライトを当てている。
準決勝の内容をレポートした記事では錦織のディサイディングセット(最終セット)の勝率の高さについて「感銘的」とレポート。この日でキャリア通算103勝31敗、勝率.769となり、歴代トップに立ち続けていることを紹介している。
ATP公式サイトのデータによると、現時点で勝率7割以上は5選手のみ。2位はノバク・ジョコビッチ(151勝51敗、勝率.748)、3位はビョルン・ボルグ(119勝41敗、勝率.744)、4位はアンディ・マレー(146勝62敗、勝率.702)、5位はフアン・マルティン・デルポトロ(77勝33敗、勝率.700)と続いている。
【了】
ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images