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大谷翔平の獲得に前のめり メッツ地元局「世界一勝ち取れる球団、と考えるのは妥当」

米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は今季も二刀流で活躍し、シーズン終盤には年俸3000万ドル(約43億4000万円)の1年契約に合意したことを球団が発表した。来季終了後にフリーエージェント(FA)となる背番号17に対し、ニューヨークメディアは「大きく出るのは非常に魅力的だ」とトレードでの獲得に興味を示している。

エンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】

ポストシーズン敗退のメッツ、補強にニューヨーク地元局が注目

 米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は今季も二刀流で活躍し、シーズン終盤には年俸3000万ドル(約43億4000万円)の1年契約に合意したことを球団が発表した。来季終了後にフリーエージェント(FA)となる背番号17に対し、ニューヨークメディアは「大きく出るのは非常に魅力的だ」とトレードでの獲得に興味を示している。


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 米ニューヨーク州地元局「スポーツネット・ニューヨーク」は「メッツの2022-23年オフシーズンで注目すべき5つの最大のストーリー」と題して同局プロデューサーのダニー・アブリアノ氏著名の記事を掲載。既にポストシーズンで敗退したメッツの補強について「FAになる選手が何人戻ってくるのか」「誰との契約延長を考えるべきか」などの話題とともに「大型トレードはあるか」も注目点にピックアップした。

 記事では、「球界は球団売却中で、二刀流の大スターのショウヘイ・オオタニとの契約をあと1年のみ残すエンゼルスのオフに注目している」と大谷に注目。球団売却がスムーズに進み、新オーナーが引き留める可能性も指摘しつつ「エンゼルスは2015年以来、勝率5割を超えていない。28歳になるオオタニがワールドシリーズを勝ち取れるチームでプレーしたいと思っていると考えるのは妥当だ」と移籍の可能性を指摘した。

 大谷はFAまでエンゼルスでプレーする可能性が高いとされているが、そのうえで記事ではメッツ移籍のシナリオを提案。「もしメッツがデグロムと再契約せず、大谷に(メッツと)長期契約を結ぶ用意があるという感覚を得た場合、(トレードで)大きく出るのは非常に魅力的だ」とし、故障もあり11試合の登板に終わっていたメジャー屈指の怪腕の去就に絡めて注目した。

 その一方でFAでの獲得の可能性にも言及。「メッツと他の球団は単純に、大谷がFAになるのを願って待つこともできる。しかし現在の状況は、彼はトレードされ、すぐにその球団と長期契約する流れのように感じられる」と報じていた。今季はトレード期限の8月まで移籍の噂が大きく取り沙汰された大谷。シーズンが終わっても、地元球団の二刀流獲得を夢見る米識者は少なくないようだ。

(THE ANSWER編集部)


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