松山英樹、開幕前夜に太っ腹エピソード 20人超に焼肉奢り「みんなが喜んでくれた」
日本開催の米男子ゴルフツアー・ZOZOチャンピオンシップが13日、アコーディアG習志野CC(7079ヤード、パー70)で開幕した。前年大会優勝者の松山英樹(LEXUS)は、2バーディー、3ボギーの71で回って1オーバーとし、41位で発進した。首位で6アンダーのブレンダン・スティール(米国)とは7打差ついたが、ラウンド後はすぐにショットを修正。第2日以降の巻き返しに意欲を見せた。前日12日は、9月に行われたプレジデンツカップで戦った世界選抜のメンバーを焼肉に招待。選手の関係者も含めて20人以上の飲食代は、松山が支払ったことも分かった。
米男子ゴルフツアー・ZOZOチャンピオンシップ初日
日本開催の米男子ゴルフツアー・ZOZOチャンピオンシップが13日、アコーディアG習志野CC(7079ヤード、パー70)で開幕した。前年大会優勝者の松山英樹(LEXUS)は、2バーディー、3ボギーの71で回って1オーバーとし、41位で発進した。首位で6アンダーのブレンダン・スティール(米国)とは7打差ついたが、ラウンド後はすぐにショットを修正。第2日以降の巻き返しに意欲を見せた。前日12日は、9月に行われたプレジデンツカップで戦った世界選抜のメンバーを焼肉に招待。選手の関係者も含めて20人以上の飲食代は、松山が支払ったことも分かった。
最終9番パー4。松山は2メートルのパーパットを決めると、同組のザンダー・シャウフェレ(米国)、ティレル・ハットン(英国)と握手し、互いを労った。気温14.9度。途中、冷たい雨が降る状況下、大勢のギャラリーが声援を送ったが、松山はスコアを伸ばせないことで表情も冴えなかった。
「いいショットやパットもありましたが、結果に繋がりませんでした。全体的に直さないといけません」
スタート2ホール目の11番パー4では、第2打を大きくグリーンオーバーさせた。ボールは木の根元で止まったが、付近にテレビケーブルがあったことで、無罰で救済を受けてボギー。状況から「ナイスボギー」だったが、松山は「あそこに打っているようじゃ、話にならない」と自分を戒めた。
アジア人最多タイの米ツアー通算8勝。今大会の連覇で9勝目が期待され、プレッシャーも感じている。その中で、前日のプロアマ戦では、元プロ野球選手の松坂大輔さんとラウンドしたが、背中から腰にかけての痛みを訴えて途中棄権。出場を心配する声もあったが、治療を受けた後は、プレジデンツカップで戦った世界選抜メンバー10人(今大会に不参加の2人は除く)で、コースから車で10分の焼肉店に繰り出していた。
そのことを問われると、松山は少し表情を崩して「みんなが喜んでくれたので良かったです」。世界選抜チームの公式インスタグラムには、関係者も含めて20人以上の参加者が写っているが、代金は全て自身が支払う「太っ腹」ぶりも見せていた。
気になる痛みについては、「大丈夫。しっかり休んだので体調は良くなりました」と、心配無用を強調した。あとは自分の納得するプレーをして順位を上げていくのみ。連覇に向け、松山が挽回を狙う。
(THE ANSWER編集部)