今季でF1引退ベッテル、雨中レース見守ったファンに感謝「何時間も座って待って…」
3年ぶりに開催された自動車レースのF1日本GP。今季限りでの引退を表明しているセバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)は6位で最後の鈴鹿を走り抜けた。
今季限りで現役引退を表明、最後の日本GPで6位入賞
3年ぶりに開催された自動車レースのF1日本GP。今季限りでの引退を表明しているセバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)は6位で最後の鈴鹿を走り抜けた。
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3年ぶりにF1のエキゾーストノートが戻ってきた鈴鹿。あいにくの雨で赤旗中断などが続き、正規の周回数の半分ほどの28周で終了という難しい条件下でのレースとなったが、最後の鈴鹿となったベッテルは元世界王者フェルナンド・アロンソとバトルを繰り広げるなど、大いに見せ場を作った。
英モータースポーツメディア「ザ・チェッカードフラッグ」は「ベッテルは雨の影響で長い中断を余儀なくされたファンの気持ちを慮った」との見出しで、鈴鹿のファンに対するベッテルの思いを伝えた。
「レースが半分しかできなかったのは残念だ。俺たちは走路が乾いて再開するのを待っていたが、何時間も座って待っていたファンの人たちはもっと大変だったかもしれないよね」
そんな思いとともに走った最後の鈴鹿。「8点を獲得できて夢のような週末だった。ここを走るのが最後になるのが悲しいが、素晴らしい週末だった。ファンタスティックなスズカのファンのみんなにこれを言いたい『ありがとう』とね」と感謝の言葉を連ねた。
(THE ANSWER編集部)