世界大会出場の元フィギュア選手が32歳で死去 ペアで活躍したブリジット・ナミオカさん
フィギュアスケートで世界ジュニア選手権に出場するなど、国際舞台で活躍したブリジット・ナミオカさん(米国)が、7月25日に亡くなっていたと米紙「USAトゥデー」が報じた。32歳だった。
USAトゥデーが報道、ペアを組んでいた選手からの性的被害を生前に公表
フィギュアスケートで世界ジュニア選手権に出場するなど、国際舞台で活躍したブリジット・ナミオカさん(米国)が、7月25日に亡くなっていたと米紙「USAトゥデー」が報じた。32歳だった。
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ナミオカさんは世界ジュニア選手権で2大会連続4位に入るなど、ペア選手として国際舞台で活躍した。引退後の2019年5月、パートナーを組んでいた男子選手に10代の頃に2年間、性的虐待を受けていたことを公表した。男子選手はその公表前に自殺していた。
記事では死因は明かされていないものの、ナミオカさんの両親は「ブリジットは数年間受けていた性的虐待のトラウマに長い間もがき苦しんでいました」と明かし、「彼女は美しい子どもで、素晴らしいアスリートでした。私たちは心を痛めています」と悲痛な想いを明かした。
また「ブリジットの死によって、性的虐待と依存症の恐ろしい影響に対し、改めて社会の注目が寄せられることを祈っています」と語っている。
(THE ANSWER編集部)