欧州で衝撃オウンゴールが誕生 その距離なんと50m、失態も海外驚き「キック力が凄い」
海外サッカーで思わぬ珍ゴールが生まれた。9日に行われたオーストリア1部ブンデスリーガのSVリート―ヴォルフスベルガーAC戦。SVリートの20歳DFが敵陣から推定50メートルの一撃。しかしこれはまさかのオウンゴールで、ロシアメディアも驚きをもって報道。「過去最もクレイジー」などと紹介している。
オーストリア1部でまさかの出来事
海外サッカーで思わぬ珍ゴールが生まれた。9日に行われたオーストリア1部ブンデスリーガのSVリート―ヴォルフスベルガーAC戦。SVリートの20歳DFが敵陣から推定50メートルの一撃。しかしこれはまさかのオウンゴールで、ロシアメディアも驚きをもって報道。「過去最もクレイジー」などと紹介している。
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SVリートが2-0とリードして迎えた後半アディショナルタイム。右サイドから崩しきれず、中盤で味方からのバックパスを受けたDFマティアス・グラガーが相手選手にプレスをかけられたため、一旦作り直そうと、味方GKザムエル・ラートリンガーにバックパスを送った。
だが、GKラートリンガーがペナルティーエリアより前に出ており、頭上を越えるようなボールになってしまった。後退しながら懸命に飛びついたが、ボールは無情にも自陣ゴールに転がり、オウンゴールとなってしまった。頭を抱えてその場に立ち尽くしたグラガー。近寄ってきた同僚の慰めも拒絶するほどだった。
敵陣から推定50メートルのオウンゴール。英衛星放送局「スカイスポーツ」のオーストリア版公式ツイッターは動画を公開。ロシア放送局「ロシアトゥデー」は「オーストリアのサッカー選手が過去最もクレイジーなオウンゴールを決めてしまう」との見出しで記事を掲載した。
アウェーの一戦について「彼のチーム(SVリート)が2-0で勝っている展開で、グラガーはロスタイムにボールを自由にできた」「しかし、彼は中盤の味方の選手にパスするのではなく、GKにパスをした」「グラガーは仲間から声をかけられ、慰められようとしたが、それを拒絶するほどだった」など状況を説明した。
このプレーに海外ファンからは「キック力が凄い」「ナイスコース」などと反響が集まった。また「あの位置にいるGKが悪い」といったGKのポジショニングに対する意見も書かれていた。オウンゴールで1点を失ったSVリートだったが、結局このまま逃げ切って2-1で勝利。グラガーの失態が致命傷になることはなかった。
(THE ANSWER編集部)