日本のF1ファンは特別だった 各チームから感謝と称賛相次ぐ「こんな場所ありません」
9日まで三重・鈴鹿サーキットで開催された自動車レースのF1日本グランプリ(GP)は、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が優勝。2年連続の年間王者の座に就いた。新型コロナウイルスの影響を受けて中止が続いたが、3年ぶりの開催を喜び、会場には様々な装いをしたファンが出現。雨中でもレーサーたちを温かく応援した。レースを終えた各チームからは、感謝の声が相次いでいた。
3年ぶり開催のF1日本GP
9日まで三重・鈴鹿サーキットで開催された自動車レースのF1日本グランプリ(GP)は、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が優勝。2年連続の年間王者の座に就いた。新型コロナウイルスの影響を受けて中止が続いたが、3年ぶりの開催を喜び、会場には様々な装いをしたファンが出現。雨中でもレーサーたちを温かく応援した。レースを終えた各チームからは、感謝の声が相次いでいた。
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3年ぶりのF1日本GP。ハミルトンが皇居ランを楽しむ様子や渋谷のど真ん中にフェルスタッペンが現れるなど、開催前から来日したF1レーサーが日本を楽しむ姿がSNSでは話題となっていた。
7日の開幕後は、思い思いの装いをしたファンが鈴鹿サーキットを訪れ、瞬く間に話題に。米スポーツ専門局「ESPN」のF1専門ツイッターは赤い帽子のつばの上にLEGOのキャラクターを並べた男性ファンを「今まで見た中で最高のF1帽子かもしれない」と写真付きで紹介し、ハースのチーム代表を務めるギュンター・シュタイナー氏に向けて「ギュンター、結婚してくれる?」と書かれた英語ボードを掲げた女性ファンもF1公式ツイッターが脚光を浴びせていた。
そんな中、今季限りでの現役引退を表明しているセバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)は8日の予選でアタックを終えた直後の無線で「アリガトウゴザイマス、スズカ」と日本語で感謝を口に。最後の鈴鹿では日本のファンとも交流を楽しんでいた。
決勝は雨で2時間近い中断があり、規定周回の約半分の28周で終わった。濡れる中でも待ち続けた日本のファンに、アルファ・ロメオ陣営が日の丸とハートデザインとともに「YOU ARE THE BEST」の英文が書かれた布地を広げたことも、ツイッター上では反響を呼んだ。
多くの事象が話題となった今大会。各チームから日本のファンへの称賛と感謝の声がツイッターで伝わってきている。マクラーレン公式ツイッターは「こんな場所はありません。情熱、創造性、温かい歓迎。ありがとうスズカ。ありがとう日本。ありがとうマクラーレンのファン。アリガトウ」と投稿した。
またハースF1チーム公式ツイッターも「最悪の天候の中で、スズカで歓声を送ってくれたファンタスティックなファンを称賛したい」と記し、アストンマーティン・コグニザントF1チームも「ミッション遂行。寒い中応援してくれた皆さんにお礼を言いたいです。新しい帽子を楽しんでください、スズカのファン!」と、ファンの画像とともに投稿していた。
(THE ANSWER編集部)