F1フェルスタッペンが混乱の日本GPで年間V 英紙称賛「なぜ彼が支配的か見せつけた」
自動車レースのF1日本GPは9日、鈴鹿サーキットで決勝が行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が優勝。2年連続の年間総合優勝を決めた。さまざまな混乱が続出する中でのタイトル獲得となったが、英紙は「完璧な走りだった」と称賛した。
雨の影響で28周で終了したF1日本GPで優勝
自動車レースのF1日本GPは9日、鈴鹿サーキットで決勝が行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が優勝。2年連続の年間総合優勝を決めた。さまざまな混乱が続出する中でのタイトル獲得となったが、英紙は「完璧な走りだった」と称賛した。
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新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催となった日本GP。降りしきる雨のために途中、2時間近い中断があったレースは規定周回の約半分の28周で終わった上、チェッカー直後に2位のシャルル・ルクレール(フェラーリ)がペナルティで3位に降格となった。レース後は規定周回に関するポイント付与既定の解釈で舞台裏が混乱していたが、結局すべて落ち着き、フェルスタッペンの今季のタイトル獲得が決まった。
英紙「ガーディアン」は「マックス・フェルスタッペンがカオスで物議を醸す日本GPでF1のタイトル防衛」の見出しで記事を掲載。「昨季、アブダビで自身初のタイトルを物議を醸した中で手にした25歳は、今回は疑いなく静寂に獲得するのを心待ちにしていた。彼はこのタイトルを疑いない形で獲得。なぜ彼が今季ここまで支配的で、4つのレースを残しながらタイトルを獲得したかを見せつける完璧な走りだった」と称賛した。
さらに同紙は「フェルスタッペンの功績を説明すると、彼は4つ以上のレースを残して総合優勝を決めた史上4人目のドライバーとなった」と記録も紹介した。昨季は最終戦、最終ラップまでセーフティーカーが入る展開の中での大逆転戴冠を果たしていたフェルスタッペン。今季はその強さをよりはっきりと証明するシーズンとなった。
(THE ANSWER編集部)