スタンレーレディスホンダ最終日

　女子ゴルフの国内ツアー・スタンレーレディスホンダ最終日が9日、静岡・東名CC（6570ヤード、パー72）で第2ラウンド残りと最終ラウンドが行われ、小祝さくら（ニトリ）が2バーディー、ノーボギーの70で回り、通算12アンダーで今季2勝目、通算8勝目を挙げた。脇元華（GMOインターネットグループ）は通算9アンダーの6位でフィニッシュ。最終18番パー5では“スーパーイーグル”を決め、感情を爆発させた。日本女子プロゴルフ協会（JLPGA)は動画を公開。「そりゃあ、あんなリアクションになるわ」「みんゴルみたいな入り方」といった反響が寄せられている。

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　最終ラウンドだけでスコアを4つ伸ばして迎えた最終18番パー5。ピンまで85ヤード、52度で打った脇元の3打目はグリーン中央に着弾すると、強烈なバックスピンがかかったボールは手前に切られたカップに向かった。2メートルほど転がったボールは吸い込まれるようにカップインしてイーグル。普段はクールなイメージの脇元は珍しくショット地点でピョンピョン飛び跳ねて大喜びすると、「やったー！」「うれしい～」の声がコース上に轟いた。

　JLPGA公式ツイッターは「やったーー　思わず感情が大爆発　脇元華が18番で見事なイーグル」と文面を添えて動画を公開。ファンからは「ナイスイーグル」「そりゃあ、あんなリアクションになるわ」「みんゴルみたいな入り方したぞ」「ええもん見せてもらいました」と反響が寄せられた。また、脇元の「やったー！」の声は動画でもしっかり聞こえているとあって「やったーをよく音声さん拾った」と中継スタッフを称える声もあった。

　脇元はこのイーグルで今季自己最高順位の6位でフィニッシュ。今大会各日に設けられている「ベストオブチャレンジ賞」の50万円もゲットした。「ピンハイに打って、戻して寄っていっていく計算で打ったら、まさか入ってくれたので良かったです。50万円は大事に使いたいです」と話した。今月4日に25歳の誕生日を迎えたばかり。「25歳になって初トーナメントでいい結果を残せたので、このままいい年にしたいです」と先を見据えた。