日本女子きょう決勝 最強中国メディアは若さに注目「石川佳純、平野美宇はいない」
世界卓球団体戦(テレビ東京系&BSテレ東で連日放送)は7日、中国・成都で女子準決勝が行われ、世界ランク2位の日本は同5位ドイツと対戦し、3-0のストレート勝ちで4大会連続となる決勝進出を決めた。8日決勝の世界1位・中国戦で51年ぶりの金メダルを狙うが、中国メディアも頂上決戦に向けてドイツ戦の模様を報道。「早田ひな、伊藤美誠が先頭に立つこの若いチームはどんなパフォーマンスを見せるのだろうか」と注目している。
世界卓球女子は今日決勝
世界卓球団体戦(テレビ東京系&BSテレ東で連日放送)は7日、中国・成都で女子準決勝が行われ、世界ランク2位の日本は同5位ドイツと対戦し、3-0のストレート勝ちで4大会連続となる決勝進出を決めた。8日決勝の世界1位・中国戦で51年ぶりの金メダルを狙うが、中国メディアも頂上決戦に向けてドイツ戦の模様を報道。「早田ひな、伊藤美誠が先頭に立つこの若いチームはどんなパフォーマンスを見せるのだろうか」と注目している。
早田、伊藤、木原美悠の3選手で臨んだドイツ戦。早田はミッテルハム相手に苦しみながらも、最終第5ゲームでは6連続得点で大逆転。先勝をもたらすと、続く伊藤はカットマンのハン・インを圧倒。ストレート勝ちし、最後は18歳の木原がシャン・シャオナに粘り勝ちした。
これで決勝は開催国・中国との対戦に。現地メディアも日本戦に注目しているようだ。「網易体育」は、「伊藤がハンに完勝。日本女子3-0でドイツを破り決勝で中国と決戦」との見出しで記事を掲載。伊藤について「ハンを完全に圧倒した。攻撃する伊藤の優勢は明らかで、一気にハンを下した」と圧勝を伝えていた。
また同国メディア「新浪体育」は「日本チームは今回の世界卓球団体戦の優勝争いで話題のチーム。勝ち上がってくる過程で一貫して優勢を保ってきた」と全試合ストレート勝ちの日本の勝ち上がりを伝え、「早田は2度リードされながらも2度追い付いて最終ゲームを奪取し、あぶないところで勝利を収めた」と接戦だった早田の勝利を表現している。
また中国系香港紙の「文匯報」は「実力最強の2チームが決勝で相まみえることとなった」と日中戦決定を報じた。日本はチーム最年長の佐藤が24歳。早田と伊藤は今年22歳となる年で、20歳の長崎美柚、18歳の木原と若い5人で勝ってきた。記事では「昨年の東京五輪の金メダル争奪戦の時と異なり、日本には石川佳純、平野美宇がいない。早田ひな、伊藤美誠が先頭に立つこの若いチームはどんなパフォーマンスを見せるのだろうか」と注目していた。
(THE ANSWER編集部)