日本女子、4大会連続決勝進出! 早田ひな土壇場逆転で51年ぶりV王手 中国と頂上決戦へ【世界卓球】
世界卓球団体戦(テレビ東京系&BSテレ東で連日放送)は7日、中国・成都で女子準決勝が行われ、世界ランク2位の日本は同5位ドイツと対戦し、3-0のストレート勝ちで4大会連続となる決勝進出を決めた。第1試合の早田ひなが常に先行を許す苦しい展開ながらも連続得点で大逆転。2016年リオデジャネイロ五輪準決勝で敗れた因縁の相手を撃破した。世界ランク1位の中国との決勝戦は8日に行われる。
世界卓球団体戦女子準決勝
世界卓球団体戦(テレビ東京系&BSテレ東で連日放送)は7日、中国・成都で女子準決勝が行われ、世界ランク2位の日本は同5位ドイツと対戦し、3-0のストレート勝ちで4大会連続となる決勝進出を決めた。第1試合の早田ひなが常に先行を許す苦しい展開ながらも連続得点で大逆転。2016年リオデジャネイロ五輪準決勝で敗れた因縁の相手を撃破した。世界ランク1位の中国との決勝戦は8日に行われる。
前日のスロバキア戦勝利でメダルを確定させている日本は、すでに決勝進出を決めている中国との決戦に進むべく、早田ひな、伊藤美誠、木原美悠の3人のオーダーをチョイス。第1試合でニーナ・ミッテルハムと対戦した早田は第1ゲームは9-11と落としたが、第2ゲームは1-3からの10連続得点で11-3で奪取。その後6-11、11-6と一進一退で迎えた最終第5ゲームは1-5とリードされながらも、終盤の6連続得点で大逆転し、11-8で勝利した。
第2試合は伊藤が出場。ドイツのエース、カットマンのハン・インと対戦した。守備から攻撃に転じてくる相手に対し、前後の揺さぶりとタイミングの早いスマッシュで対抗。第1ゲームを11-7で先取すると、第2ゲームも11-7で連取し、第3ゲームも全く隙を見せずに11-6で奪ってストレート勝ちを収めた。
第3試合は木原がシャン・シャオナと対戦。ペンホルダーの前陣速攻型の相手にスピード負けせず、11-4で先取。第2セットを奪い、第3、4ゲームは失ったものの最終ゲームをしっかり奪って、日本はストレート勝ちを収めた。
これで日本は4大会連続で決勝に進出。世界ランク1位の中国との頂上決戦、51年ぶりの金メダルに向けて弾みをつけた。
(THE ANSWER編集部)