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横峯さくら、ショット見直し暫定2位発進 意識したのは「出産でなくなった腹筋」

女子ゴルフの国内ツアー・スタンレーレディスホンダが7日、静岡・東名CC(6570ヤード、パー72)で開幕した。しかし、初日は降雨で午後0時2分から中断、そのまま悪天候によるコースコンディション不良で順延となり、出場107人(1人棄権)がホールアウトできなかった。9ホールを終えた横峯さくら(エプソン)は3バーディー、1ボギーの2アンダーで暫定2位。強い風雨と気温14.1度の寒さの中、耐えるゴルフで好発進した。

横峯さくら【写真:Getty Images】
横峯さくら【写真:Getty Images】

スタンレーレディスホンダ初日はサスペンデッド

 女子ゴルフの国内ツアー・スタンレーレディスホンダが7日、静岡・東名CC(6570ヤード、パー72)で開幕した。しかし、初日は降雨で午後0時2分から中断、そのまま悪天候によるコースコンディション不良で順延となり、出場107人(1人棄権)がホールアウトできなかった。9ホールを終えた横峯さくら(エプソン)は3バーディー、1ボギーの2アンダーで暫定2位。強い風雨と気温14.1度の寒さの中、耐えるゴルフで好発進した。

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 中断の直前、9番パー4で17メートルのロングパットを決めた横峯。グリーンは大量の雨を含んだ状態だったが、パターを強くヒットさせてボールをカップに届かせた。

「いっぱいいっぱいのゴルフでしたが、4番ホールからは自分が注意するポイントに気を付けたら、フェアウェーをとらえることができましたし、8、9番でバーディーを獲ることができたので、そこは良かったです」

 日本女子オープンに出場できなかった前週は、練習でショットを見直した。「リズムばかりを気にしていて、振ることを忘れていました」。その上で、体幹と「出産でなくなった腹筋」を意識してスイングすることを心掛けた。しかし、この日は3ホール目まで、それが頭から抜けていたという。

「普通の選手が(無意識に)できることをできていない感じです。なのに3ホール目まで意識することを忘れていました」

 ただ、今後は1ホール、全てのショット、ストロークが大事になってくることも自覚している。現在、メルセデス・ランキング(MR)76位。今季も残りわずかで、来季シード権獲得の50位以内に入るには、上位フィニッシュを重ねていく必要があるからだ。

「シード権を獲ることが目標ですが、その中で勝てたら最高です。目の前の一打一打に集中し、やるべきことをしっかりやっていきたいです」

 競技は順延。第2日は27ホール消化を目指す長丁場になるが、36歳の横峯は「天気が良くなって伸ばし合いになると思います。メリハリをつけてプレーしたいです」と前を向いた。体幹と腹筋を意識しながら、2014年11月、大王製紙エリエールレディス以来8年ぶりの優勝を目指す。

 暫定首位は12ホールを消化し、4アンダーの工藤遥加(フリー)。2アンダーの2位に横峯の他、吉田優利(エプソン)、上田桃子(ZOZO)もつけている。大会側の発表によると、第2日は初日の組み合わせを変更せずに競技を継続する。

(THE ANSWER編集部)


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