世界柔道、日本人W金メダル舞台裏でほっこり名場面 ウズベク柔道っ子が「キャ~!」
柔道世界選手権が6日にウズベキスタン・タシケントで第1日が行われ、日本勢は女子48キロ級の角田夏美(了徳寺大職)と男子60キロ級の高藤直寿(パーク24)が揃って金メダルを獲得する好発進を見せた。試合後、2人は舞台裏でほっこりさせられるシーンに遭遇。ウズベキスタン五輪委員会が動画を公開した。
世界柔道初日、日本はW金メダルの好発進
柔道世界選手権が6日にウズベキスタン・タシケントで第1日が行われ、日本勢は女子48キロ級の角田夏美(了徳寺大職)と男子60キロ級の高藤直寿(パーク24)が揃って金メダルを獲得する好発進を見せた。試合後、2人は舞台裏でほっこりさせられるシーンに遭遇。ウズベキスタン五輪委員会が動画を公開した。
メダルセレモニーを終え、金メダルを首から提げ、花束を持って舞台裏に引き揚げてきた角田。控室へ戻る通路で待っていたのは地元ウズベキスタンの柔道っ子たちだ。体格の大きな子、小さな子たちが通路を挟み、大きな拍手とともに角田を出迎えた。角田も満面の笑みでこれに応えた。高藤を迎えた際は拍手だけでなく、「キャ~!」と大きな歓声も上がった。中には高藤に握手を求める子もいて、2人への祝福は大きな盛り上がりを見せた。
ウズベキスタン五輪委員会公式インスタグラムが動画を公開。「若いウズベキスタンの柔道家たちが彼ら彼女らのやり方で世界王者を歓迎した」と文面を添えた。これに丁寧に応えた高藤は「気持ちいいな」とつぶやき、嬉しそうな表情を見せた。
角田は決勝でカタリナ・メンツ(ドイツ)を破り、全5試合オール一本勝ちで2連覇を達成。高藤は決勝でエンフタイワン・アリウンボルド(モンゴル)を下し、2018年大会以来4度目の優勝を飾った。
(THE ANSWER編集部)