大谷翔平を中南米のドミニカ紙まで絶賛 二刀流の成功で「彼こそ世界の才能の扉を開く」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、敵地アスレチックス戦に「3番・投手兼DH」で投打同時出場し、5回1失点6奪三振の力投も9敗目を喫したが、今季最終戦で規定投球回に到達。投打ダブル規定到達は史上初の快挙となった。ア・リーグ史上最多62本塁打を記録したヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手とのMVP争いに注目が集まる中、ドミニカメディアは「ジャッジとオオタニが野球を変えた」と両雄を称えている。
ドミニカ紙が特集「ジャッジとオオタニはいかにして野球を変えたのか?」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、敵地アスレチックス戦に「3番・投手兼DH」で投打同時出場し、5回1失点6奪三振の力投も9敗目を喫したが、今季最終戦で規定投球回に到達。投打ダブル規定到達は史上初の快挙となった。ア・リーグ史上最多62本塁打を記録したヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手とのMVP争いに注目が集まる中、ドミニカメディアは「ジャッジとオオタニが野球を変えた」と両雄を称えている。
「アーロン・ジャッジとショウヘイ・オオタニはいかにして野球を変えたのか?」と見出しで特集したのは、ドミニカ共和国の地元紙「オイ」。今季最終戦前に掲載された記事では、ジャッジと大谷について「現時点でメジャーリーグ最大のスター」と絶賛し、ジャッジについては1961年にヤンキースのロジャー・マリスのが録したア・リーグの最多本塁打記録61本を破った快挙など、ずば抜けた打撃成績を紹介した。
一方で「多くの人々はオオタニの話題をしているが、ショウヘイ・オオタニがベースボールのために何を成し遂げたのか理解していない」と指摘。最終戦前の時点で、打率.273、34本塁打、95打点という打者の成績を紹介し、さらに「投手としてはさらに優秀だ。15勝8敗で防御率2.35、200奪三振を記録している」と絶賛。30本塁打、200奪三振の同時達成など、二刀流の新記録の数々も紹介している。
そして、「オオタニはかつてない流儀で野球にインパクトを与えるだろう」とし、二刀流が野球界に与えた功績を特筆。「多くのプロスペクトは二刀流に挑戦することになる。オオタニはその源泉になるのだ。彼こそが日本や世界中の多くのタレントの扉を開く存在だ」と中南米の強国メディアも賛辞を惜しまなかった。
(THE ANSWER編集部)