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大谷翔平、ジャッジの地元NY紙からも賛辞 W規定は「ルースも近づいたことはあるが…」

米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、敵地アスレチックス戦に「3番・投手兼DH」で投打同時出場。5回1安打1失点、6奪三振の力投も9敗目を喫したが、今季最終戦で規定投球回に到達。規定打席と合わせたダブル規定到達は史上初となった。MVPライバルのアーロン・ジャッジ外野手(ヤンキース)の地元ニューヨークメディアからも「二刀流のスターダムをさらに上のレベルに」と賛辞を送られている。

アスレチックス戦に先発した大谷翔平【写真:Getty Images】
アスレチックス戦に先発した大谷翔平【写真:Getty Images】

史上初の投打ダブル規定到達、ジャッジとのMVPレースも注目

 米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、敵地アスレチックス戦に「3番・投手兼DH」で投打同時出場。5回1安打1失点、6奪三振の力投も9敗目を喫したが、今季最終戦で規定投球回に到達。規定打席と合わせたダブル規定到達は史上初となった。MVPライバルのアーロン・ジャッジ外野手(ヤンキース)の地元ニューヨークメディアからも「二刀流のスターダムをさらに上のレベルに」と賛辞を送られている。

 大谷は今季打者として打率.273、34本塁打、95打点をマーク。投手としても166回を投げて、15勝9敗、防御率2.33、219奪三振といずれもトップクラスの成績を残した。この日は初回の3人を抑えたことで規定投球回に到達。既に達成していた規定打席と合わせてダブル到達となった。

 この日でMLBはレギュラーシーズンの全日程が終了。米紙「ニューヨークタイムズ」は地元ヤンキースとメッツを中心にした記事の中で、大谷にも言及していた。「ジャッジにとってMVPのライバルはエンゼルスのショウヘイ・オオタニとなる」と、ア・リーグ新記録となる62本塁打を放ったジャッジとのMVP争いについて伝えている。

 大谷の今季については「奪三振率のみがリーグトップという数字だったが、投打の両方で規定に到達し、二刀流のスターダムをさらに上のレベルに持って行った」と称賛。「現代野球では1919年にレッドソックス最終年のベーブ・ルースがこれに近づいたことがあったが投手として20イニング足りなかった」と、神様ルースでも成し遂げられなかったダブル規定達成の凄さを伝えていた。

(THE ANSWER編集部)


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