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大谷翔平、議論白熱のMVP争いで恩師マドンが提言 62発ジャッジと「分け合えば嬉しい」

米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、敵地アスレチックス戦に「3番・投手兼DH」で投打同時出場。5回1安打1失点、6奪三振の力投も9敗目を喫したが、今季最終戦で規定投球回に到達。規定打席と合わせたダブル規定到達は史上初となった。米メディアは、今季途中までエンゼルスを率いたジョー・マドン前監督のインタビュー映像を公開。62本塁打のアーロン・ジャッジ外野手と2人で「MVPを分け合ってくれたら嬉しいね」と語っている。

ジョー・マドン前監督と大谷翔平【写真:Getty Images】
ジョー・マドン前監督と大谷翔平【写真:Getty Images】

投打W規定の大谷と62本塁打ジャッジに言及

 米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、敵地アスレチックス戦に「3番・投手兼DH」で投打同時出場。5回1安打1失点、6奪三振の力投も9敗目を喫したが、今季最終戦で規定投球回に到達。規定打席と合わせたダブル規定到達は史上初となった。米メディアは、今季途中までエンゼルスを率いたジョー・マドン前監督のインタビュー映像を公開。62本塁打のアーロン・ジャッジ外野手と2人で「MVPを分け合ってくれたら嬉しいね」と語っている。

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 アスレチックス戦、初回の3人を抑えて規定投球回に到達した大谷。今季は投手として166回を投げ、15勝9敗、防御率2.33、219奪三振といずれもトップクラスの成績を残した。打者としても打率.273、34本塁打、95打点。あのベーブ・ルースも達成できなかった投打のダブル規定到達を果たした。

 この日の試合中、米インディアナ州地元局「WISH-TV」のアナウンサーのチャーリー・クリフォード氏は、自身のツイッターを更新。大谷の恩師でもあるマドン前監督へのインタビュー映像を公開した。

 この試合以前に撮影されたもののようで、動画内のマドン氏はア・リーグ最多本塁打記録を更新したジャッジに言及。「(ジャッジが)三冠王になるのを応援していた。62号がクールなのは分かるけど、子どもたちに三冠王が何なのか理解してほしい。もはや誰も話していないからね」と語っている。

 大谷とジャッジのMVP争いは、米国で議論も白熱中。「彼(ジャッジ)には三冠王になってほしい」と繰り返したマドン氏は「昔ながらのものが、また重要になってほしい。打率とかね」「彼が三冠王を獲得して、ショウヘイ・オオタニとMVPを分け合ってくれたら嬉しいね」と異例の提言も。ジャッジは最終戦を欠場し、打率.311でアラエス(ツインズ)の打率.316に及ばなかったが、62本塁打、131打点で二冠に輝いている。

(THE ANSWER編集部)


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