ライバル日韓戦に早田ひなを温存して戦ったワケ 渡辺監督「そこは本人と話をしつつ…」
世界卓球団体戦(テレビ東京系&BSテレ東で連日放送)が5日、中国・成都で行われ、女子決勝トーナメント1回戦に臨んだ世界ランク2位の日本は、同4位の強豪・韓国に3-0で勝利。8強進出を決めた。3大会連続銀メダルから51年ぶりの金メダルを目指す大会。6日の準々決勝・スロバキア戦に勝利すればメダルが確定する。
世界卓球団体戦、女子決勝トーナメント1回戦
世界卓球団体戦(テレビ東京系&BSテレ東で連日放送)が5日、中国・成都で行われ、女子決勝トーナメント1回戦に臨んだ世界ランク2位の日本は、同4位の強豪・韓国に3-0で勝利。8強進出を決めた。3大会連続銀メダルから51年ぶりの金メダルを目指す大会。6日の準々決勝・スロバキア戦に勝利すればメダルが確定する。
伊藤美誠、木原美悠、長崎美柚のオーダーでライバル韓国にストレート勝ちした日本。試合後、渡辺武弘監督は3人を起用した意図について「やっぱり調子が良いので。本当は早田(ひな)選手が期待されているかもしれないけど、あの3人が状態が非常に良かったので」と説明した。
早田を温存したことについて「僕の中では中国と当然戦いたいので、2トップ(伊藤と早田のWエース)を凄く良い状態に持っていきたいというのはある。そこは本人(早田)と話をしつつ」とし、伊藤については「彼女はどんどん出していく方が調子が上がる。(2人で違いはある?)ありますね、本人(伊藤も)大丈夫と言っています」と説明。決勝でぶつかることが予想される中国とベストコンディションを作り上げるため起用していることを強調した。
グループリーグ(GL)は4試合連続完封勝ちで決勝トーナメント進出。「1回負けたら終わり。いきなり韓国戦でもあったので、みんな緊張感は高まってきている」と渡辺監督は明かし、GLでも対戦したスロバキアとの準々決勝に向けても「こっちを引き締めていかないと。トーナメントなので」と慢心はなかった。
(THE ANSWER編集部)