大谷翔平MVP論争、ジャッジ派の元MLB投手が墓穴 ひと言で論破されたやりとりが米話題
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は投げて15勝、打って34本塁打を挙げ、ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手とのリーグMVP争いは盛り上がっている。そんな中、MLB公式放送局「MLBネットワーク」の人気番組「MLBトゥナイト」でジャッジ派が墓穴を掘った発言が話題になった。
「MLBトゥナイト」出演者のやりとりを米記者が紹介「これ好き」
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は投げて15勝、打って34本塁打を挙げ、ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手とのリーグMVP争いは盛り上がっている。そんな中、MLB公式放送局「MLBネットワーク」の人気番組「MLBトゥナイト」でジャッジ派が墓穴を掘った発言が話題になった。
米スポーツ専門局「CBSスポーツ」のダニー・ヴィエッティ記者は4日(日本時間5日)、視聴していた「MLBトゥナイト」の出演者のやりとりを紹介した。
ブルージェイズなどで活躍した元投手で、現在は同局アナリストとして活躍するダン・プリーサック氏は、タイガースなどで通算1052試合に出場した捕手のアレックス・アビラ氏との会話の中で思わぬ墓穴を掘ってしまった。
発端はMCのグレッグ・アムジンガー氏の問いかけだった。ヴィエッティ記者はそれぞれの発言を記した。
アムジンガー氏「ショウヘイ・オオタニに果たしてア・リーグMVPのチャンスはあるでしょうか?」
プリーサック氏「いや。アーロン・ジャッジは61年間、誰もやっていないことをやっている」
アビラ氏「ショウヘイ・オオタニはこれまで誰もやっていないことをやっている」
プリーサック氏「その通りだ」
やりとりを紹介した上で「これ好き」とつづったヴィエッティ記者。ジャッジ派のプリーサック氏は「61年間、誰もやっていないこと」を根拠に推したが、記録上の数字だけで言うなら圧倒している大谷には通用せず。アビラ氏のツッコミにあっさりと論破され、「その通りだ」と認めてしまったのだ。
この会話には多くの米ファンも反応し、「アメリカン・リーグでジャッジより本塁打を打った選手はいない。彼にMVPを与えないなんて愚かだ」「過去100年、本塁打34本と15勝の選手なんているか?」「オオタニは素晴らしい。ジャッジは素晴らしい。ぶっちゃけオオタニは多分あと7回はMVPを獲るだろうから、今回ジャッジが受賞しても驚かないよ」など、思い思いの声が寄せられていた。
(THE ANSWER編集部)