日本女子、また完封で開幕2連勝! 伊藤美誠が完勝&長崎美柚も圧巻、ポーランドに圧勝【世界卓球】
世界卓球団体戦(テレビ東京系&BSテレ東で連日放送)が2日、中国・成都で行われ、女子グループリーグ2戦目に臨んだ世界ランク2位の日本は、同19位のポーランドに3-0で勝ち、9月30日のスロバキア戦から2連勝を飾った。3大会連続銀メダルから51年ぶりの金メダルを目指す今大会。次戦は3日に同16位のハンガリーと対戦する。
世界卓球団体戦グループリーグ第2戦
世界卓球団体戦(テレビ東京系&BSテレ東で連日放送)が2日、中国・成都で行われ、女子グループリーグ2戦目に臨んだ世界ランク2位の日本は、同19位のポーランドに3-0で勝ち、9月30日のスロバキア戦から2連勝を飾った。3大会連続銀メダルから51年ぶりの金メダルを目指す今大会。次戦は3日に同16位のハンガリーと対戦する。
初戦快勝の日本はオーダーを変え、伊藤美誠、佐藤瞳、長崎美柚の3人で出陣。第1試合に登場した伊藤はA・ベングジンと対戦した。長短、さらには回転の種類も変えたサーブからの3球目攻撃で主導権を握り、レシーブでもスピードで圧倒。11-7で先取した。第2ゲームもバックハンドでのレシーブエースなどで得点を重ねて11-7で連取。第3ゲームもサーブ、レシーブで相手に的を絞らせず、最後まで攻め切って11-4で奪い、わずか20分でストレート勝ちした。
第2試合では今大会初出場の佐藤がK・ベングジンと対戦。カットマンの佐藤は第1ゲームから粘り強く拾って相手のミスを誘い、ポイントを重ねた。甘いボールをカウンターで逆襲するシーンもあり、11-9で先取。第2ゲームは意表を突いた3球目攻撃を見せるなど相手を幻惑し、11-6で連取した。第3ゲームも相手のドライブ攻撃を拾い続けるだけでなく、互角以上の打ち合いを演じて11-9で奪い、ストレートで自身初勝利を手にした。
第3試合は長崎がクシシェクと対戦。初戦のスロバキア戦で見せた攻撃力を第1ゲームから披露した。フォアの3球目攻撃、鋭いバックハンドレシーブで得点を重ねると、最後もレシーブエースで決め、11-5で先取した。第2ゲームも圧倒すると、第3ゲームも奪って、完勝を収めた。
新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、4年ぶりの開催となる世界最強国決定戦。日本は石川佳純、平野美宇が代表から外れ、平均年齢21歳の若いチームとなった。世界ランク6位のエース・伊藤は3大会連続の団体戦出場。日本人トップの同5位・早田もエース格に成長し、中国の5連覇阻止を狙う。
男子32、女子28の国と地域がエントリー。9月30日から始まっているグループリーグ(男子7組、女子6組)の上位16チームが5日からの決勝トーナメントに進出する。対戦国とシングルス5試合(3勝先取)で勝敗を争い、各対戦3人が出場。3ゲーム先取で行われ、第1、2試合に出場した2選手はたすき掛けで第4、5試合にも出場する。
【日本女子のグループリーグ】(カッコ内は世界ランク)
日本(2位)
ハンガリー(16位)
ポーランド(19位)
スロバキア(30位)
ウズベキスタン(52位)
▽日本代表メンバー
伊藤美誠(スターツ)
早田ひな(日本生命)
長崎美柚(木下グループ)
木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎)
佐藤瞳(ミキハウス)
(THE ANSWER編集部)