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17歳馬場咲希が10位に浮上 ローアマ争い首位も気にせず、最終日は「アンダー出したい」

女子ゴルフの国内メジャー・日本女子オープン第3日が1日、千葉・紫CCすみれC(6839ヤード、パー72)で行われた。15位で出た17歳・馬場咲希(代々木高2年)は、2バーディー、4ボギーの74で回って通算4オーバーとし、10位に浮上した。タフな設定でスコアを落としても順位は上がる状況。ローアマ争いではトップに立っているが、最終日の目標は、順位よりも「アンダーで回ることです」と言い切った。通算2アンダーの申ジエが首位に立っている。

日本女子オープン第3日でラウンドする馬場咲希【写真:Getty Images】
日本女子オープン第3日でラウンドする馬場咲希【写真:Getty Images】

日本女子オープン第3日

 女子ゴルフの国内メジャー・日本女子オープン第3日が1日、千葉・紫CCすみれC(6839ヤード、パー72)で行われた。15位で出た17歳・馬場咲希(代々木高2年)は、2バーディー、4ボギーの74で回って通算4オーバーとし、10位に浮上した。タフな設定でスコアを落としても順位は上がる状況。ローアマ争いではトップに立っているが、最終日の目標は、順位よりも「アンダーで回ることです」と言い切った。通算2アンダーの申ジエが首位に立っている。

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 1番パー4。馬場が2メートルのバーディーパットを決めると、ギャラリーが大いに沸いた。「ナイスバーディー」「いいぞ~!」。日本人として37年ぶりに全米女子アマチュア選手権を制した大器は、ニコニコ顔で2番パー4のティーグランドへと向かった。

「(ギャラリーの多さは)ゴルフ場に来た時からビックリしましたけど、最初にバーディーを獲って、声援と拍手をもらって、うれしくスタートできました」

 その後はバンカーからのリカバリー、微妙なパットを入れるなどしてスコアをキープしたが、8番パー3、9番パー4は連続ボギー。17番パー4でも第1打を右ラフに入れ、スコアを落とした。

「後半も耐えてはいましたが、ラインが少し違ったりして悔しかったです。最後の18番もバーディーパットが思ったように打てたのですが、入りませんでした」

 結果的にこの日は2つスコアを落としたが、前日までの反省で、課題にしていた「最後まで集中力を切らさない」はクリア。栄養補給も、スポーツドリングなどを2リットル以上飲んだことで問題はなかったという。そして、10位浮上。予選を終えて27人から6人に絞られたローアマ争いでは、荒木優奈に2打差リードでトップを走っているが、馬場はスコアにこだわった。

「(キャディーを務める坂詰和久)コーチとも『このコースは、何も考えない方がスコアが出る』と話しているので、最終日は思い切りやりたいです。ショットは悪くないですし、最後にアンダーを出したいです。頑張ります」

 この日もアンダーで回った選手は64人中5人のみ。そのうち、4人がトップ3に入り、19位から出た勝みなみも70で3位に浮上している。アンダーを出すために一打に集中。それが実行できれば、馬場が優勝争いに食い込む可能性が出てくる。

(THE ANSWER編集部)


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