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普段は新幹線運転士、伊吹主税が真のフィジーク日本一 無差別級頂点に壇上で涙溢れる

日本ボディビル・フィットネス連盟(JBBF)主催の「JBBF FITNESS JAPAN GRAND CHAMPIONSHIPS 2022」が1日に東京都内で開催された。各階級のトップ選手たちがオーバーオール(無差別級)で筋肉美を競い、メンズフィジークでは伊吹主税(いぶき・ちから)が初優勝。現役の新幹線運転士でもある31歳は、壇上で歓喜の涙を流した。

伊吹主税(9月に撮影)【写真:中戸川知世】
伊吹主税(9月に撮影)【写真:中戸川知世】

JBBF FITNESS JAPAN GRAND CHAMPIONSHIPS 2022

 日本ボディビル・フィットネス連盟(JBBF)主催の「JBBF FITNESS JAPAN GRAND CHAMPIONSHIPS 2022」が1日に東京都内で開催された。各階級のトップ選手たちがオーバーオール(無差別級)で筋肉美を競い、メンズフィジークでは伊吹主税(いぶき・ちから)が初優勝。現役の新幹線運転士でもある31歳は、壇上で歓喜の涙を流した。

 先月行われた「オールジャパンフィットネスチャンピオンシップス」の176センチ以下級で連覇を達成している伊吹。同じく180センチ超級を制した直野賀優、172センチ以下級を制した長澤秀樹と、この日はトップ3の争いになった。長澤が3位、直野が2位と発表され、自身の優勝が決まると伊吹は感極まり、壇上で涙を流した。

 伊吹は現役の新幹線運転士でありながら、トレーニングも両立。逆立ちで50メートル程進める身体能力を誇り、「オールジャパンフィットネスチャンピオンシップス」の優勝後は「グラチャンではメダル圏内、優勝できれば」と語っていたが、悲願を掴んだ。11月にスペインで行われる世界大会にも出場する。メンズフィジークの結果は以下の通り。

優勝:伊吹主税
2位:直野賀優
3位:長澤秀樹
4位:木村拳太
5位:外間博也
6位:穴見一佐

(THE ANSWER編集部)


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