世界卓球、59歳女子が韓国20代を連続撃破 大番狂わせにITTF称賛「倪が燃え上がった」
世界卓球団体戦(テレビ東京系&BSテレ東で連日放送)が30日、中国・成都で開幕した。女子グループリーグでルクセンブルクの59歳・世界ランキング41位の倪夏蓮(ニー・シャーリエン)が韓国から2勝を挙げる大活躍。3-1の勝利の立役者となった。国際卓球連盟(ITTF)は「倪が燃え上がった。ルクセンブルクがセンセーショナルな勝利」と称え、倪のコメントも伝えている。
世界卓球が中国で開幕
世界卓球団体戦(テレビ東京系&BSテレ東で連日放送)が30日、中国・成都で開幕した。女子グループリーグでルクセンブルクの59歳・世界ランキング41位の倪夏蓮(ニー・シャーリエン)が韓国から2勝を挙げる大活躍。3-1の勝利の立役者となった。国際卓球連盟(ITTF)は「倪が燃え上がった。ルクセンブルクがセンセーショナルな勝利」と称え、倪のコメントも伝えている。
59歳のベテランが、番狂わせに大きく貢献した。まずは第2試合で世界16位で29歳のチョン・ジヒと対戦。ゲームポイント2-1とリードして迎えた第4ゲーム、最後は鋭い一打で勝利を決め、ピョンピョンと飛び跳ねて喜んだ。さらに第4試合、今度は同64位で26歳のイ・シオンと対戦すると、33歳年下の相手に勝利。世界ランク24位のルクセンブルクが、同4位の韓国を破った。
世界卓球通算24勝目となった倪。ITTFは公式リリースで「倪夏蓮が燃え上がった。世界ランク4位の韓国に対し、ルクセンブルクが3-1でセンセーショナルな勝利を収めた」と伝え、倪のコメントも紹介。「本当に幸せです。私たちは素晴らしいチームなんです。今日の勝利はチームで勝ち得たもの。私たちのチームは調和が勝利のカギなんです」と語ったという。
元中国代表の倪は東京五輪にも出場したレジェンド。若い力とともにルクセンブルクで輝き続けている。
(THE ANSWER編集部)