稲見萌寧、練習没頭しすぎて「あっ、寝る時間だ」 深夜0時過ぎまでショット見直し
女子ゴルフの国内メジャー第3戦・日本女子オープンは29日に千葉・紫CCすみれC(6839ヤード、パー72)で開幕する。27日に行われたプロアマ大会後に昨季賞金女王の稲見萌寧(Rakuten)が会見。前週のミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンで予選落ちを喫し、思わぬ時間まで練習していたことを明かした。
日本女子オープンは29日開幕
女子ゴルフの国内メジャー第3戦・日本女子オープンは29日に千葉・紫CCすみれC(6839ヤード、パー72)で開幕する。27日に行われたプロアマ大会後に昨季賞金女王の稲見萌寧(Rakuten)が会見。前週のミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンで予選落ちを喫し、思わぬ時間まで練習していたことを明かした。
予選落ちとなった翌日の25日、千葉県内の練習拠点で汗を流し続けていた稲見。「朝は10時ごろに起きて、お昼から練習を始めました。ずっと、ボールを打っていたわけではありませんが、いろんなことを試しているうちに、気付いたら夜の12時を過ぎていて、『あっ、寝る時間だ』と思いました(笑)」と“日跨ぎ”を経験してしまったという。
シーズンが終わった翌日もクラブを握るなど、練習熱心で知られているが「夜12時を過ぎたことは初めてかも」。時間を忘れるほどに練習をした理由は「ショットの調子を取り戻すこと」で、昨季までのスイング動画を見直すなど、基礎的な部分から原点回帰をしている。
昨季は日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯でメジャー初制覇。だが、今大会はプロデビュー後、2020年の21位が最高位だ。「パットは悪くない」という現状。上位を目指すためにも、深いラフを避ける堅実なドライバーショット、ピンを刺すアイアンショットを復活させたいところだ。
「ショットが良ければスコアも良くなりますし、順位も良くなると思います」
長時間練習でつかんだ感覚を発揮するべく、稲見は29日の初日は正午過ぎにスタート。今季ルーキー優勝を飾った岩井千怜、川崎春花とラウンドする。
(THE ANSWER編集部)