松山英樹、ピンに当てた25m精密アプローチ 勝利スルリも米騒然「アンラッキーだった」
男子ゴルフの大陸別対抗戦プレジデンツカップは25日(日本時間26日)に最終日が行われ、米国選抜が17.5-12.5で世界選抜を下して大会9連覇を飾った。世界選抜の松山英樹(LEXUS)はサム・バーンズとのシングル戦で引き分け。大詰めの場面では絶妙ショットから勝利をつかんだかに見えたが、まさかの結末。PGAツアーは動画を公開し、米ファンからは「アンラッキー」「あと少し」といった反響が寄せられている。
プレジデンツカップに世界選抜で出場、バーンズと引き分け
男子ゴルフの大陸別対抗戦プレジデンツカップは25日(日本時間26日)に最終日が行われ、米国選抜が17.5-12.5で世界選抜を下して大会9連覇を飾った。世界選抜の松山英樹(LEXUS)はサム・バーンズとのシングル戦で引き分け。大詰めの場面では絶妙ショットから勝利をつかんだかに見えたが、まさかの結末。PGAツアーは動画を公開し、米ファンからは「アンラッキー」「あと少し」といった反響が寄せられている。
思わずため息が漏れた。最終18番の第3打。ピンまでは約25メートル。グリーン横のセミラフから絶妙なタッチのチップショットで狙った松山のボールは、スライスラインに乗って転がり、カップに向かった。しかし、ボールは勢いがつきすぎていたのか、無情にもピンに当たってカップインならず。観客が騒然とする中、松山は大きく表情を変えなかった。
PGAツアー公式ツイッターは動画を公開。「これはイケると思ったが……。ヒデキ・マツヤマとサム・バーンズは引き分けで、両チームに0.5点ずつ入る」と文面に記した。17ホールを終え、オールスクエア(AS)で迎えた最終ホール。これが入っていれば勝利濃厚だったが、引き分けたことでポイントは半減した格好だ。
18番ではティーショットがマーシャルに当たる不運もあったためか、米ファンからは「良すぎる。あと少しだった」「アンラッキーだ」「マーシャル(進行係)はどう思う?」「米国代表はマーシャルに感謝だ」といった反響が寄せられている。
松山は今大会、ダブルスを含めて5試合出場のフル稼働。自身は1勝3敗1分けとなり、世界選抜を優勝に導くことはできなかった。
(THE ANSWER編集部)