42歳プホルス通算699号に米熱狂! HR球をド軍ファンが争奪戦「我々は歴史を見ている」
今季限りで引退を表明している米大リーグ・カージナルスのアルバート・プホルス内野手が23日(日本時間24日)、敵地ドジャース戦で今季20号となる通算699本塁打を放ち、史上4人目の通算700本に王手をかけた。
■ドジャース戦で今季20号、史上4人目の通算700号に王手
今季限りで引退を表明している米大リーグ・カージナルスのアルバート・プホルス内野手が23日(日本時間24日)、敵地ドジャース戦で今季20号となる通算699本塁打を放ち、史上4人目の通算700本に王手をかけた。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)
ついにあと1本に迫った。3回1死一塁、2番で出場したプホルスはエンゼルス時代の同僚でもある左腕ヒーニーの甘く入った速球を見逃さずにフルスイング。すっ飛んでいった打球は、打った瞬間それと分かる放物線を描き、左翼席に中段に着弾した。敵地にも関わらず、球場は大歓声。着弾地点ではドジャースのシャツを着たファンたちがボールの争奪戦を繰り広げていた。
米記者もツイッターで続々速報。米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のアナリストのベン・バーランダー氏は「699本塁打! 700本まであと1本だ」と反応し、米カリフォルニア州地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のマイク・ハイザーマン記者は「これは爆弾だ」と表現した。
米カリフォルニア州地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のマイク・ディジョバンニ記者は飛距離434フィート(約132メートル)と紹介し、「これは安っぽい本塁打じゃないぞ」と伝えた。MLB公式サイトのイーサン・サンズ記者は「我々は歴史を見ているぞ」とつづった。
これでバリー・ボンズ(762本)、ハンク・アーロン(755本)、ベーブ・ルース(714本)に続く史上4人目で通算700本塁打の王手をかけた42歳。今季は残りわずか、それでも歴史的瞬間は着実に近づいてきている。
(THE ANSWER編集部)