大谷翔平、降板に追いやられた“疑惑の1球”は誤審 LA実況席断言「完全にストライク」
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は23日(日本時間24日)、敵地ツインズ戦に「3番・投手兼DH」で投打同時出場。6回途中3安打2失点で自己最多を更新する14勝目を挙げた。降板となったのは6回無死一、二塁から出した四球。しかし、あわや勝利を逃しかねない微妙な判定に、地元ロサンゼルスの実況席からは「判定ミスです」と擁護の声が上がった。
敵地ツインズ戦6回途中3安打2失点で14勝目
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は23日(日本時間24日)、敵地ツインズ戦に「3番・投手兼DH」で投打同時出場。6回途中3安打2失点で自己最多を更新する14勝目を挙げた。降板となったのは6回無死一、二塁から出した四球。しかし、あわや勝利を逃しかねない微妙な判定に、地元ロサンゼルスの実況席からは「判定ミスです」と擁護の声が上がった。
思わず大谷も両手を上げた。3-1とリードして迎えた6回、適時打で1点を返され、無死一、二塁のピンチ。6番サンチェスへの2-3からの6球目、カットボールを低めいっぱいに投げ込んだ。高さ、コースともに抜群の制球。完璧に決まったかに見えたが、球審の手は上がらなかった。三振を確信していたマウンド上の大谷も何とも言えない表情。この1球で無死満塁としたところで無念の降板となった。
中継画面のストライクゾーンでもしっかり枠内に入っており、米カリフォルニア州地元局「バリー・スポーツ・ウェスト」で解説を務めたメジャー通算132勝投手のマーク・グビザ氏は「これはストライクです。判定ミスです」と断言「ストライクゾーンに完全に入っていましたよ。ショウヘイ・オオタニは不満そうでしたね」と擁護し、「これは完全にストライクゾーンに入っていますよ」と球審の判定を繰り返し疑問視した。
大谷の後を受けてマウンドに上がった左腕ループが、後続を7球で打ち取って無失点救援。その後、7回には大谷の中前適時打で追加点を奪ったエンゼルスが4-2で勝利し、大谷は14勝目を手にした。
(THE ANSWER編集部)