17歳馬場咲希、憧れ宮里藍に挙手して直接質問「試合中、体重維持する方法教えて下さい」
女子ゴルフ元世界ランク1位の宮里藍による「第3回宮里藍インビテーショナル Supported by SUNTORY」が、24日から茨城・PGM石岡GCで開催される。日本人として37年ぶりに全米女子アマチュア選手権を制した馬場咲希(代々木高2年)も参加。前日23日に行われた「ビジョン54レッスン会」では、宮里に質問する場面もあった。参加者(中学1年~高校2年)33人のよる大会は2日間の36ホールで実施。優勝者は宮里とラウンドできる権利を得ることから、馬場は「藍プロとラウンドしたいです」と優勝狙いを宣言した。
24日から宮里藍インビテーショナル
女子ゴルフ元世界ランク1位の宮里藍による「第3回宮里藍インビテーショナル Supported by SUNTORY」が、24日から茨城・PGM石岡GCで開催される。日本人として37年ぶりに全米女子アマチュア選手権を制した馬場咲希(代々木高2年)も参加。前日23日に行われた「ビジョン54レッスン会」では、宮里に質問する場面もあった。参加者(中学1年~高校2年)33人のよる大会は2日間の36ホールで実施。優勝者は宮里とラウンドできる権利を得ることから、馬場は「藍プロとラウンドしたいです」と優勝狙いを宣言した。
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馬場は臆することなく手を挙げた。10メートル先にいる宮里を真っすぐ見つめ、参加者、大会関係者、父兄、取材陣の計100人を前に質問した。
「試合中に体重を維持する方法を教えいただきたいです。どのようにされていたでしょうか」
宮里は、すぐに「咲希ちゃんは試合中に体重が減りやすいタイプなんだ」と確認。馬場が「はい」と言うと、自分の経験談を語り始めた。
「1度にたくさん食べなくても、こまめに食べることが大事です。試合中は2000キロカロリーが消費されると言います。それは脳の消費もあります。なので、食べていないと集中力が散漫になります。私は3ホールに1度、塩分も摂れるナッツを食べ、プロテインも飲んだりしていました。アメリカのツアーではバナナやリンゴも置いてあるので、食べていましたね。もちろん、水分もしっかり摂ります」
馬場は宮里が答えている間は、その目を見つめ、終わるとメモにペンを走らせた。
「藍プロに質問できる機会はなかなかないので、体重維持のことを聞こうと決めていました。緊張はしませんでしたが、答えていただいたことに納得しましたし、明日の試合から実践したいと思いました」
馬場は今夏の海外4往復で、大幅に体重を減らした。現在も春先に比べれば6キロ減。平均270ヤードあったドライバーショットの飛距離は20ヤード減で、体重の増加と維持がテーマになっている。だからこそ、昨年に続いて今大会に参加。宮里からの金言を求めていた。