「オオタニより良い肩だ」 怪物ジャッジ、同点9回に炸裂した強肩レーザーにNY熱狂
米大リーグ・ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手は22日(日本時間23日)、本拠地レッドソックス戦に先発出場し、2打数0安打3四球。リーグ記録に並ぶ61号本塁打はお預けとなったが、守備では同点の9回に右翼フェンス際から強肩を発揮し、ピンチを救った。米ファンを「オオタニより良い肩だ」「ゴールドグラブあげろ」と熱狂させている。
右翼深くから好送球で二塁打を阻止、球団公式「彼は全部やる」
米大リーグ・ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手は22日(日本時間23日)、本拠地レッドソックス戦に先発出場し、2打数0安打3四球。リーグ記録に並ぶ61号本塁打はお預けとなったが、守備では同点の9回に右翼フェンス際から強肩を発揮し、ピンチを救った。米ファンを「オオタニより良い肩だ」「ゴールドグラブあげろ」と熱狂させている。
怪物が守備で魅せた。4-4の9回。先頭のファムが右腕ホームズの速球を強振した。勢いよく飛んだ白球は右翼手ジャッジの頭上を越え、ワンバウンドでフェンスに当たった。捕球したジャッジは振り向くと同時に右腕を一振り。軽くステップを踏んだだけで矢のような送球が放たれると、ノーバウンドで二塁へ到達した。ヘッドスライディングした打者走者のファムはアウトに。見事にチャンスを阻止し、本拠地は熱狂に包まれた。
無死二塁となっていれば、大きなピンチとなっただけにビッグプレーとなった。実際の映像をヤンキース公式ツイッターが公開。文面に「彼は全部やる。忘れてる人がいないか念のため」と記した投稿には、米ファンから「楽々だな」「ゴールドグラブあげろ」「完璧だ」「忘れてないよ」「彼と再契約しろ」「キャノンだ」「とんでもないな」と驚きの声が上がり、MVP争いを意識してか「オオタニより良い肩だ」との声もあった。
ジャッジの好守もあり9回に得点を許さなかったヤンキースは、延長10回にドナルドソンのタイムリーで5-4のサヨナラ勝ち。プレーオフ進出を劇的に決めた。
(THE ANSWER編集部)