ブラジルDF、微妙な判定に後悔「倒れるべきだった」 指揮官は「装うことはいけない」
サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会は17日、1次リーグE組で優勝候補ブラジルがスイスに1-1で引き分け。勝ち点3を逃した。エースFWネイマールが徹底マークに遭い、無得点。史上2位の被ファウル「10」を記録し、ソックスにぽっかりと穴が空いた画像が脚光を浴びているが、痛恨の失点シーンは微妙な判定から生まれた。CKでゴールを決めた選手に押されたが、ファウルは取られず。「倒れるべきだった」と後悔した選手に対し、指揮官はフェアプレーを諭したという。海外メディアが伝えている。
失点シーンは相手に押されるもファウル取られず「彼が押した時、倒れるべきだった」
サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会は17日、1次リーグE組で優勝候補ブラジルがスイスに1-1で引き分け。勝ち点3を逃した。エースFWネイマールが徹底マークに遭い、無得点。史上2位の被ファウル「10」を記録し、ソックスにぽっかりと穴が空いた画像が脚光を浴びているが、痛恨の失点シーンは微妙な判定から生まれた。CKでゴールを決めた選手に押されたが、ファウルは取られず。「倒れるべきだった」と後悔した選手に対し、指揮官はフェアプレーを諭したという。海外メディアが伝えている。
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微妙な判定だった。1-0で迎えた後半5分だ。
右CKからMFシュテフェン・ツバーにヘディングシュートを決められ、同点弾を献上した。このシーン、ゴールを決めたツバーはブラジルのDFミランダを後ろから両手で押し、優位な体勢を取っているように見えた。しかし、ファウルが取られることなく、得点が認められ、痛恨の失点となった。
結局、このまま決め手を欠き、引き分けで終了。勝ち点3を逃した。後悔の念に駆られたのは、DFミランダだった。米スポーツ専門局「FOXスポーツアジア」の記事によると、チッチ監督が本人とのやりとりを明かしている。
「ミランダが私にこう言った。『彼が押した時、倒れるべきだった』と」。あの1点がなければ――という思いだったのだろう。ミランダは“マリーシア”と見られても、明確にファウルを主張すべきと悔やんだという。しかし、チッチ監督はそれを良しとはしなかったようだ。こう続けている。