ベン・バーランダー氏のツイートに批判とエール

　米大リーグ・大谷翔平投手を愛する米識者が、自身への批判を嘆いている。ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手とのア・リーグMVP争いが白熱する中、大谷を猛プッシュ。しかし、「多くの人に嫌われています」とつづっている。

【PR】学生向けのお得プランが新登場！ABEMA de DAZN 学割キャンペーン、通常年額の半額でAFCアジア予選・日本代表戦、欧州リーグなどが視聴可能に

　批判に嘆いていたのは、米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のアナリスト、ベン・バーランダー氏だった。日頃から“大谷マニア”を自称し、自身のポッドキャスト番組に大谷の専門コーナーを設けるなど心酔している。大谷を愛し、野球を愛し、日本のファンにも親しまれる存在だが、15日にこんなツイートを投稿した。

「今回のア・リーグMVPレース（の議論）に関してヤンキースファンの半分とは仲良くなれそうですが、多くの人に嫌われています。でも、思ってもいなかった人たちと友だちになれることもある。それは好きなことだ」

　MLB通算226勝のジャスティン・バーランダー投手を兄に持ち、大学では二刀流に挑戦した末に断念した経験があり、大谷に大きなリスペクトを示している。MVP争いはジャッジ優勢の声が強い中、ジャッジの凄さを認めながら一貫して二刀流の素晴らしさを伝えてきた。しかし、反対派の“アンチ”から意見やそれ以外の言葉をぶつけられることもあり、今回の投稿に対しても「MLB最悪のアナリスト」「うざい野郎だ」「黙れ」と英語で書き込まれている。

　中には「99％のコメントがあなたと反対の意見だ。ヤンキースファンだけではない」といったコメントに、同氏が「ヤンキースファンだけが反対しているとは言っていないですよ」と回答するものも。一方、「ベンを嫌いになったことはないよ！」「君の意見に賛成できないだけで嫌いじゃないよ」「ただのMVPレースの話し合い。気にしないで」と温かい言葉を送る米ファンもいるようだ。