ダルビッシュ、8回2安打7Kの快投で10年ぶり14勝目 米称賛「またも驚くべき仕事」
米大リーグ・パドレスのダルビッシュ有投手は13日(日本時間14日)の敵地マリナーズ戦に先発し、8回2安打7奪三振の快投で2-0の勝利に貢献。MLB初年度の2012年以来となる14勝目をマークした。無四球で無失点と安定感抜群の内容に、米記者からは「またも驚くべき仕事」と賛辞が寄せられている。
敵地マリナーズ戦で先発
米大リーグ・パドレスのダルビッシュ有投手は13日(日本時間14日)の敵地マリナーズ戦に先発し、8回2安打7奪三振の快投で2-0の勝利に貢献。MLB初年度の2012年以来となる14勝目をマークした。無四球で無失点と安定感抜群の内容に、米記者からは「またも驚くべき仕事」と賛辞が寄せられている。
安定感が光った。初回に3番スアレスに左前打を許してからは直球と変化球が冴え、6回終了まで16人連続アウトという完璧な内容。7回先頭のフランスに安打を浴びたが、続くスアレスから三振を奪うと、4番のサンタナを併殺打に打ち取った。8回には右翼への大飛球がファウルになるなどヒヤリとさせられるシーンもあったが、3者凡退に打ち取ってマウンドを降りた。
9回のマウンドに上がった左腕ヘイダーは、2者連続三振の後に1番ロドリゲスに右前打を許したが、2番フランスを打ち取って試合終了。ダルビッシュに14勝目をもたらした。
米記者もツイッター上でダルビッシュのピッチングを称賛。元MLB選手で現在は米カリフォルニア州地元局「バリー・スポーツ・サンディエゴ」でレポーターを務めるボブ・ボブ・スキャンラン氏は「ダルビッシュがまたも驚くべき仕事。8回無失点でわずか2安打。7奪三振。#MrDependable(信頼できる男)」と記した。
米経済誌「フォーブス」などに寄稿するハワード・コール記者は「サンディエゴにダルビッシュのような先発投手があと3人と、もう少し打てればリーグを脅かす存在になれるかもしれない」とツイート。MLB公式サイトのパドレス番AJ・カッサベル記者は「プレーオフのような感覚だった。ユウ・ダルビッシュは8回投げて圧倒的だったが、パドレスもがきながらも何とか2点とった。ジョシュ・ヘイダーが9回を締めた。今季屈指の投手戦だった」と振り返った。
(THE ANSWER編集部)