こんなレース見たことない!? 「落馬→再騎乗→1着の奇跡」に米仰天「馬に尊敬だ」
海外競馬の障害レースで馬が転倒し、騎手が一度落馬しながら再騎乗、しかも差し切って1着でゴールしてしまうミラクルが発生。驚愕のシーンを米スポーツ専門局「ESPN」のスポーツ情報番組「スポーツセンター」の公式インスタグラムが動画で公開し、話題を呼んでいたが、米ファンも「馬に尊敬だ」「非現実的な粘り強さだ」と仰天し、反響は拡大している。
NZの障害レースで起きた珍事の反響拡大「非現実的な粘り強さだ」
海外競馬の障害レースで馬が転倒し、騎手が一度落馬しながら再騎乗、しかも差し切って1着でゴールしてしまうミラクルが発生。驚愕のシーンを米スポーツ専門局「ESPN」のスポーツ情報番組「スポーツセンター」の公式インスタグラムが動画で公開し、話題を呼んでいたが、米ファンも「馬に尊敬だ」「非現実的な粘り強さだ」と仰天し、反響は拡大している。
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まさかの珍事が発生したのは、ニュージーランドだった。現地メディア「Stuff」によると、舞台は16日に行われた3200メートルの障害レース。主役は2番人気で有力馬の一角として出走していたアーロン・クル騎乗のデドゥジュだった。
序盤の飛越でデドゥジュがバランスを崩して転倒。弾みでクル騎手も振り落とされた。しかし、執念を感じさせたのは次の瞬間だ。手綱を離しておらず、瞬時に立ち上がると、ものの一瞬で飛び乗った。そして、ぐんぐん追い上げ、先頭集団に取りつくと、最後の直線で力強く末脚を伸ばし、ゴール板ギリギリで先頭を差し切ってみせたのだ。
日本では落馬した時点で競走中止となる場面。人馬ともに諦めることなく、1着を勝ち取った執念はただただ驚くばかりだ。「スポーツセンター」は「馬が転倒。騎手が奇跡的にしがみつく。馬は復帰して、レースに勝った!?」と驚きのコメントとともにインスタグラムに動画を公開。奇跡を目の当たりにした米国の競馬ファンも仰天した様子だ。