ミケルソンの“故意打ち”に米メディア騒然「衝撃的ルール破り」「そろそろ大人になれ」
米男子ゴルフの4大メジャー第2戦・全米オープン第3日は16日、フィル・ミケルソン(米国)がグリーン上で動いている球を打つという“故意打ち”で2打罰則を受けるという珍事が発生。大会公式、PGAツアー、米スポーツ専門局「FOXスポーツ」などが実際の映像を続々と公開し、米メディア、ファンも騒然。「ショッキングなルール破り」「そろそろ大人になるべき」などと批難の声が上がっている。
動いているボールを打つ違反で2打罰則、批難が殺到「これはいただけない」
米男子ゴルフの4大メジャー第2戦・全米オープン第3日は16日、フィル・ミケルソン(米国)がグリーン上で動いている球を打つという“故意打ち”で2打罰則を受けるという珍事が発生。大会公式、PGAツアー、米スポーツ専門局「FOXスポーツ」などが実際の映像を続々と公開し、米メディア、ファンも騒然。「ショッキングなルール破り」「そろそろ大人になるべき」などと批難の声が上がっている。
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前代未聞の珍事は13番のグリーン上で発生した。
ミケルソンが3メートルの位置から狙ったパットはカップをオーバーし、傾斜を下り始めた。次の瞬間、何を思ったのか、この日48歳を迎えた名手は小走りでボールに追いつくと、まだ動いている状態のボールを反対方向のカップに打ち返してしまった。これは当然、違反行為。結果的に2打の罰則が与えられ、このホールは10打で大叩きとなった。
大会公式、PGAツアー、FOXスポーツなどが公式ツイッターで実際の映像をこぞって紹介。映像を観るとミケルソンは打った瞬間、ボールに走り寄り、何の躊躇もなくボールを打ち返していることが見て取れる。
FOXスポーツは「あの時、あのまま下がるよりも、2ショットペナルティを受けて、進んでいこうと思った。侮辱の気持ちがあったわけではない」という本人のコメントとともにツイート。本人も故意にルールを破ったことを認めた驚きのシーンを目の当たりにしたファンからは返信欄で批難の声が上がった。