[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

「史上最高?」「間違いない」 色あせない伝説“ロケット送球”に20年越しの衝撃

良いプレーは何年たっても色あせない。MLBの強肩選手といえば、多くの名前が挙がるだろうが、この選手のプレーも今なおファンの記憶に残っている。MLBは公式インスタグラムで思い出の好プレーをプレーバックする企画として、20年前の伝説の送球をクローズアップ。ファンに20年越しの衝撃を与えている。

ホセ・ギーエン【写真:Getty Images】
ホセ・ギーエン【写真:Getty Images】

1998年にギーエンが披露した“ロケット送球”が20年を経て再び話題に

 良いプレーは何年たっても色あせない。MLBの強肩選手といえば、多くの名前が挙がるだろうが、この選手のプレーも今なおファンの記憶に残っている。MLBは公式インスタグラムで思い出の好プレーをプレーバックする企画として、20年前の伝説の送球をクローズアップ。ファンに20年越しの衝撃を与えている。

 主役は、ドミニカ共和国出身の外野手ホセ・ギーエンだった。球界でも有数のトラブルメーカーとしても知られたギーエンは、14年間で実に10球団を渡り歩いた。今なお伝説として語り継がれているのが、デビュー2年目。パイレーツ時代の1998年7月27日、ロッキーズ戦でのスーパースローだった。

 3回。2死走者なしでロッキーズのペレスが右翼への大飛球を打ち上げた。打合せギーエンは背走し、フェンス際での捕球を試みジャンプするも、ボールには届かなかった。

 ハイライトはここからだった。フェンスで跳ね返ったボールをすぐさま拾うと、ペレスの進塁を阻止すべく、三塁へ向かって送球。強烈なロケットのような軌道で発射されたボールは、美しい弧を描きながら、勢いを保ったまま三塁手へストライク送球。悠々アウトに仕留めたのだ。

 あれだけの距離をノーバウンドで、しかもボールが失速することなく到達。決してレーザービームのような糸を引く軌道ではないが、地肩の強さが際立つスーパーな送球だった。

1 2 3
W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
ABEMA Jleague
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集