大谷翔平、左前打を二塁打にした激走 敵地実況も驚き「風のように走る」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は30日(日本時間31日)の本拠地ヤンキース戦で「3番・DH」で先発出場し、4打数2安打で3試合連続のマルチ安打を記録。試合はヤンキース主砲アーロン・ジャッジ外野手の51号3ランなどに屈して4-7で敗れたが、第4打席では左前の当たりを二塁打にする激走を披露。敵地実況からは「風のように走る」と驚きの声が上がった。
ヤンキース戦「3番・DH」で先発出場
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は30日(日本時間31日)の本拠地ヤンキース戦で「3番・DH」で先発出場し、4打数2安打で3試合連続のマルチ安打を記録。試合はヤンキース主砲アーロン・ジャッジ外野手の51号3ランなどに屈して4-7で敗れたが、第4打席では左前の当たりを二塁打にする激走を披露。敵地実況からは「風のように走る」と驚きの声が上がった。
3-7で迎えた9回1死走者なしの場面で第4打席に入った大谷。直前に代わったばかりのヤンキース左腕ワンディ・ペラルタの3球目を強振すると、打球はレフト前に転がった。普通なら単打の当たりだったが、シフトの逆を突いたこともあり、大谷は迷いなく一塁を蹴ると難なく二塁を陥れた。この後、5番ウォードの適時打で生還し、意地を見せた格好だ。
MLB公式サイトのエンゼルス番レット・ボリンジャー記者は自身のツイッターで動画を公開。「ヤンキースは9回1死、左腕のワンディ・ペラルタをショウヘイ・オオタニと対戦させたが、左翼線に二塁打を放った。彼は3試合連続のマルチ安打を記録した」と記すと、米ファンからは「MVPだ」「エンゼルスはここから得点した」といった反応が見られた。
米ニューヨーク州でヤンキースの試合を中継する地元局「YESネットワーク」の実況席からも「29本塁打を放っているオオタニのパワーについてはよく話されますが、彼は本当に良い打者です」「テレビで伝わるか分かりませんが、彼は本当にデカいんです。とても大きいですよ。それでいて風のように走る」と大谷の走力に驚きをもって報じていた。
(THE ANSWER編集部)